実は熱血教師?!の国際ビジネス科担当江原和彦先生

江原和彦先生  趣味:旅行・さんぽ

キーワードは空気感

趣味は旅行です。国内でも海外でも行きますが、基本的に暑いところが好きですね。ツアーで観光名所を回ったりするよりは、むしろ路地裏とかで人々が生活しているのを見たりするのが楽しい。特にタイのバンコクなんかがお気に入りです。一本裏通りに入ると、貧富の差が見えたりしますが、「生きていこう」というパワーのある空気が感じられます。その「空気」が好きなんです。あと普段は、公園の散歩とかも好きです・・・って、なんか「ジジくさい」って思われそう!基本的に知らない街を歩いて見てまわるのが好きなんですよ。その街の空気を感じられるから。他には・・(料理が得意で毎日お弁当を持って来ていると聞きましたが、本当ですか?)それは、噂でしかありません!(笑)私は基本的には朝の時間を大切にしていて、家を出る2時間前に起きて、まずアイロンをかけます。それからコンビニに行って、朝ごはんの材料を買って、それから朝ごはんをきちんと作って食べるんです。(タコ足ウィンナーとか・・。)そうすると、気持ちにゆとりが持てるようになりますからね。それで、たまたま朝食を撮った画像を授業で使ったりしていたら、学生たちから他の先生にも広がって、話が膨らんじゃいました。(苦笑)
学生たちからは、几帳面というか、「細かいところまで見ている」先生と思われているだろうな。それから「熱しやすい」。(笑)昔から人が頑張っていると応援したくなるんですよ。だから打ち込んでしまうと、ついつい熱くなります。

目指したのは教師

教師になりたくて、大学では国語の教員免許も取得したんです。でも残念ながら採用試験に落ちてしまって、まずは広告代理店に勤めました。基本的に人に何かを伝える仕事をしたかったので。まずは営業からスタートして、作る側の制作を経験しました。コンピューターは全くゼロの状態からでした。そこで経験を積んで、ある専門学校でコンピュータグラフィックスを教えた後に、ここJCFLにやって来ました。いま、学生たちに教えながら、企業で働いた経験もすごく役に立っていると思います。

JCFLの学生について

JCFLの学生は明るくてポジティブな学生が多いと思います。先生方にもとてもパワフルな人が多いので、そのパワーに学生もつられているかもしれないですね。ビジネス科の学生は周りとの調和に気を使う学生が多いと思います。大学を卒業してからアルバイトをしていた学生や大学を卒業してすぐに来た学生も、高校を卒業してすぐの学生と一緒にいますが、すぐになじんでいます。それから、毎年この学科は一人ぐらいずつ韓国・中国・台湾などからの留学生がいるんですが、彼らの勉強に対する意欲は日本人の学生以上ですし、お国柄目上の人に敬意を払うこともきちんできているので、他の学生に良い影響を与えてくれていると思います。

ビジネス科では信用されるビジネスマナーを学ぶ

私が担当している国際ビジネス科では、コンピュータ、貿易、ファッションの専門科目はもちろん、信頼される人間になるためのビジネスマナーも徹底して教えています。例えば、人に信用されるためには社会人として約束をきちんと守ることが大切=スケジュール管理が必要になります。だから時間を破った時などは、かなりきつく言いますね。それから、一年生で入学してきたら、まず全員にカレンダー付の手帳を買うように言います。そして、何かある度に必ず記入させる。書いただけで、見なければ何もならないので、スケジュールを開いて見る習慣もつけさせます。何ヶ月かすると、自分から手帳を出して書き込むようになります。社会人、特に新人のうちは小さなミスをたくさんしがちです。重要なミスは意外と気をつけているので避けられるものですが、うっかりミスの積み重ねは人からの信用を落としかねない。このスケジュール管理をきちんと行うことで、人としての信用が高められると思います。よく卒業生が「実際に働いてみて、先生が言っていたことがわかるようになった」と言ってくれますが、私が教えているのはそういうことかな、と思います。今は多少憎まれ役であっても、何年か後に彼らの役に立っていればいいなと思います。

最後に高校生にメッセージを

この学科は色んなことを知ることができる学科だと思います。だから「ちょっと知りたいな・・」という好奇心を持って来てもらえれば、色んなことを知って帰ってもらえます。また、「夢の描き方」も教えてあげられると思います。たとえば、何か目標を持っている学生はそれがすぐに達成されなければ失敗と思ってしまいがちですが、もっと広い視野で物事を考えられるようにしてあげられると思います。私も大学を卒業してから教員採用試験に落ちましたけど、今こうやって専門学校の教員という形で夢を実現していますしね。まずは体験レッスンや説明会などに来てもらって話ができるとその人にあった夢の描き方を伝えられます。これまでの例でも、入学前にきちんとコミュニケーションが取れている学生は、実際に入学後もうまいスタートがきれていますよ。とにかく、まずは話に来てみてください。

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