専門分野学習のハイライトはクラス・プロジェクト、「アイデンティティ」です。3週間ごとに取り組んできた4回の課題制作を終えた後、学生は各自で自分のテーマを設定し、リサーチを進め、セルフプロジェクトへ発展させます。
「アイデンティティ」は日本語では「自己同一性」といいます。その意味は、自分らしさを自分自身で理解しているということです。この当たり前のように思えることですが、実際に制作を通じて考えると、何よりも自分の事を知らなかったことに気づきます。だからこそ、そこには新しい発見があり、新しい表現を見つけるチャンスがあるのです。