日本外国語専門学校 海外芸術大学留学科 芸術留学プログラム

卒業生
イギリスの美術大学で
ファッションプロモーションを学ぶ卒業生!

イギリスで学ぶ卒業生

イギリスのユニバーシティ・カレッジ・フォー・ザ・クリエイティブ・アーツでファッションプロモーションについて勉強する卒業生が来校してくれました。将来はファッションショーを演出したいという津留さんに、現在勉強している内容や芸術留学の魅力について聞きました。

卒業生
イギリス
University College for the Creative Arts
ファッションプロモーション&イメージング専攻
2005年 海外芸術大学留学科卒業 
神奈川・カリタス女子高校出身

 芸術留学をしようと思ったきっかけは?

 小さい頃から親に個性的な洋服を着せられていた影響で、ファッションの勉強をしたいという気持ちがありました。中学・高校と放送委員会に入っていたり、イベント行事があるといつも裏方をやっていたりして、舞台裏の仕事が好きだったので、服のデザインそのものよりもファッションショーを演出することに興味がありました。イギリスには好きなファッションブランドがありましたし、パリにも近いので、自然と留学に気持ちが固まっていきましたね。

 ファッションプロモーションってどんな勉強?

 世の中にその服を売り込むために何をしたらいいのか考えるコースです。デザイン以外の部分は一通りカバーします。例えばスタイリングや、写真、ファッション・グラフィックス、マーケティングなどを勉強しています。ビジネスビジネスしていなくて、クリエイティブな部分が多いですね。例えばこの前与えられた課題は、自分の好きな服のブランドを選び、現在そのブランドに足りないものを分析し、今後どのようにPRしていけばいいかということを考えるものでした。私は自分の選んだブランドにホームページが無かったので、そのブランドイメージから数パターンのホームページを制作し、提案を実際そのブランドの方に持ちかけることでつながりができました。

 海外芸術大学留学科で学んだことで、今の留学生活に役立っていることは?

 英語や基本的な技術はもちろんですが、一番力になっているのはアイディアの発展の仕方ですね。あとはプレゼンテーション力。自分の作品を自分の言葉で説明する練習を沢山していたので、留学してからもわりと余裕を持ってプレゼンテーションできました。

 海外の大学で芸術を学んでよかったと思う点は?

 日本人と全く違うアプローチを見られることです。マテリアルの使い方だとか、表現の違いだとか。日本人の作品はきれいで整然としているのですが、何かに縛られている感じがするんです。でもこちらの人の作品は、ぐちゃぐちゃ、混沌としているのだけど、すごくおもしろい。型にはまらず、何か思いついたことがあればやってしまう。飛びぬけていて、自分にもいい意味ですごく刺激になります。

 将来の夢は?

 ファッションショーを演出すること。ストーリー性があって、見ている人がブランドの世界観に引き込まれてしまうようなショーを作りたいですね。

 芸術留学を考えている人へメッセージ

 考えているだけではなく、行動することだと思います。実際に手を動かしてみたり、何でもいいから好きなことを見つけようと動くことで、自分がどういうことができるか、やりたいのかが見えてくると思うので。留学自体に迷っているなら、まずは英語を勉強してみるとか、海外芸術大学留学科に入ってみるとか。(笑)ともかく何でもやってみることが大切!

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