中国南方航空
キャビンアテンダント

キャビンアテンダント・エアライン科卒
静岡県 日本大学三島高校出身

外資系ならでは!海外生活

入社してから

入社後、すぐに中国・広州に渡航しました。そこで訓練・OJTを経て、この6月にキャビンアテンダントとして乗務を始めたばかりです。主に、中国国内線と、日本に就航する便で乗務しています。 訓練は全て英語で行われ、テストも厳しいものでしたが、同期と励まし合いながら乗り切りました。

中国語は修得していたのですか?

渡航したばかりは挨拶程度しかできませんでした。今は、日常会話程度なら何とかこなせます。私は日本外国語にいた時から、単語を覚える事が割りと好きで、英語の勉強の際にもよく単語を覚えました。中国語も同じで、単語をたくさん覚えて、それをつなげてコミュニケーションをとる、という感じですね。発音が難しいので、なれないうちは戸惑う事もありました。でも、新しい事をやるのはとても好きなので、楽しんで中国語を修得しています。

中国ではどのように生活しているのですか?

私は、同期の日本人2人で、広州にあるマンションに住んでいます。2LDKほどで、とても広いですよ。広州というのは、中国の南・広東省の中心地。日系企業の進出も多いので、日本人もたくさん住んでいます。スーパーでは日本食を買う事もできます。治安も良いですよ。

日本外国語で学んだことをどのように活かしていますか?

日本路線は、日本人ビジネスマンが多く、ご飯を食べる暇もないくらい忙しいのですが、どんな時でも敬語、身だしなみ、立居振舞いが崩れないように心がけています。それはやはり日本外国語で学んだ事が影響していると思います。 在学中に先生方が「キャビンアテンダントというと、空港でカートを引いている華やかな姿ばかりを想像していると思うけれど、それだけではありませんよ」と仰っていたことが、今は良くわかります。体力勝負という側面が本当に大きい仕事です。でも、どんなに大変でも笑顔は絶やさないようにしています。これも日本外国語で学んだことですね。

職場の雰囲気はどうですか?

機内には限られた人数の乗務員しかいないので、コミュニケーションはとても大切です。乗務し始めたばかりの時は、緊張のせいかうまくコミュニケーションがとれずに、落ち込んでしまう事もありました。でも、先輩に相談してみると、気さくにアドバイスを下さるし、納得して前に進む事ができます。同期も支えになりますし、職場環境にはとても恵まれていると思います。

キャビンアテンダントの仕事のおもしろさは?

何度も搭乗して下さるお客様に顔や名前を覚えていただけて、コミュニケーションをとれることです。私も、何度か接遇させていただいたお客様のお好みの飲み物などを覚えていて、準備するとお礼を言われることもあり、とても嬉しいですね。

今後の目標などをお願いします。

もっと中国語を勉強して、また利用したいと思えるサービスを提供したいですね。日本と中国では、サービスが違うなぁ、と感じる事があります。特に、中国人キャビンアテンダントは、お客様との距離が近く、積極的に話をしている姿を良く見かけるので、私もそのようになりたいですね。コミュニケーション能力をもっと磨きたいです。 飛行機に乗ることは旅の始まりを意味します。そんな機会にいろんな方とお会いできるのですから、出会いを大切にして仕事をしていきたいと思います。