ヨーロッパ系航空会社
機内通訳

イギリス・ミドルセックス大学 英語学
イギリス文化とビジネス学専攻卒業
イギリス留学コース卒業
東京・富士見丘高校出

留学を身近に感じたJCFL留学コース

イギリス留学を経て、ヨーロッパ系航空会社機内通訳として活躍する卒業生が来校してくれました!ロンドン留学は本当に素晴しい体験だった、と振り返る石井さんに、留学生活や今の仕事の魅力についてインタビューしました!

Q:イギリス留学のきっかけは?

高校3年生になった時に、まだ自分が何を学びたいのか、どんな大学へ進学したいのか全く分からない状況でした。そんな時に友人と海外留学の話になり、まだまだ知らない世界が沢山あるなと思いました。私は留学するまで日本から出たことがなかったので、人生が180度変わってしまうんじゃないか位の勢いでわくわくしていました。このまま日本の大学へ行き、親元で暮らしていては自分はずっと甘えたままではないかという思いもありましたね。

Q:イギリス留学科で留学の準備をして良かったと思うところは?

まず、1年間だけでしたが、素晴しい友人を作れたこと。留学という同じ目標を持って共に勉強し、イギリスへ行っても助け合える友人がいるということは、本当に精神的に心強いです。また、全ての先生に留学経験があり、今まで沢山の学生を送り出してきたプロの方だったので、留学に関する生の意見が毎日聞けたのも良かったと思います。ネイティブの先生方も多く、私にとっては3分の1海外、3分の2日本というような不思議な学校でした。留学を考えた当初に比べ、JCFLでの1年間で私の夢は少し現実味のあるものになりました。

Q:イギリスの大学を選んで良かった点は?

大学が勉強する所であるというのがハッキリしていた点です。学生の年齢層は広く、皆、大学に勉強をしに来ていました。みんな本当によく勉強するのです。ここが日本の大学と一番違うところではないでしょうか?また、余暇の過ごし方も日本とは大きく違っています。イギリスは素敵な公園が多くて、私は毎週公園でピクニックをしたり、バーベキューをしたり、またテムズ川沿いを散歩したりと、とても充実した時間を過ごせました。ヨーロッパ内の移動が簡単なので、長期の休みには格安航空会社を使ってオランダやドイツ、スイス、イタリアなど色々な国を周りました。

Q:就職活動はどのように進めたの?

昔から航空の仕事に憧れていたわけではなく、海外と関わりの深い企業、英語でコミュニケーションが使える事、接客業である事、と自分なりに条件を決めて考えた結果、当てはまるのがこの職業でした。第1目標をヨーロッパ系、次にアメリカ系、そしてその他の外資系航空会社において、帰国後は別の仕事をしながら試験を受け続けました。募集の時期が決まっているわけではなかったので、気長に構えていましたね。

Q:現在の仕事について教えて

ヨーロッパ系航空会社の機内通訳として、ヨーロッパ数都市と日本間のフライトに乗務しています。日本人CAはビジネスに1人、エコノミーに1人と決まっているので、お客様249人に対して私1人という時もあり、体力的には厳しいですが、それだけやりがいがあって面白いですね。現地で丸1日オフがもらえるので、今はヨーロッパの街を沢山歩き回っています。職場のスタッフは会社でもずっとジョークを言っているような明るい人たちなので、本当に楽しいです。

Q:イギリス留学をして、自分が変わったと思うことは?

精神的にタフになりました。すごく強くなったし、考え方も柔軟になったと思います。色々な文化にもすぐ馴染めるようになりましたし、海外の方と接するのが怖くなくなったのは、仕事をする上でも強みですね。お客様やスタッフとのコミュニケーションはとても大切ですから。

イギリス留学を考えている人へメッセージ

正直、これから留学される皆さんがとっても羨ましいです。私は留学して海外で生活すれば、何かとてつもない変化が起こるのではと思っていました。実際、留学をして私は本当に大きな変化を得たと思います。想像と違うことも多々ありましたが、毎日が新しく、本当に楽しかったです。私もいつかまた、ロンドンへ戻り大学院で勉強したいと考えています。それほど、留学は私にとって素晴しい体験でした。