三菱東京UFJ銀行勤務

英語通訳翻訳科卒
早稲田大学国際教養学部
千葉県立松戸国際高校出身

日本やアジア社会に貢献する仕事

JCFLに入学したきっかけはなんですか?

高校時代は、通訳か外交官になりたいと思っていました。アメリカに留学したこともあります。夢を叶えるために大学で幅広い教養と語学力を身につけたいと考え、受験をしました。でも、見事失敗。合格した大学もありましたが、妥協はしたくなかったんです。そこで、実践的な英語力が身につき、大学編入コースもあるJCFLに入学を決意。英語の勉強がしっかりできそうだ、と感じました。

JCFLでは、どんな勉強をしましたか?

1年次は英語通訳翻訳科に入り英語力を磨きました。2年次は大学編入特別クラスに入って、編入の準備に専念。このクラスでは、「大学編入」という同じ目標を持つ仲間がいたので、情報交換をしたり、お互いに刺激し合うことができました。先生のサポートもとても心強く「どんな事でもがんばり続ければ必ず実現できる」ことが学べたと思います。その結果、早稲田大学と東京外国語大学に合格することができました。

大学ではどのように過ごしましたか?

悩んだ末に、早稲田大学国際教養学部に入学しました。新設学部だったため、僕達が第一期生。そのため1年次から入学することになりました。早大初の外国人学部長で、留学生が3分の1を占めるという国際的な環境が魅力でした。そこでエコノミーとビジネスを学び、北京大学にも1年間留学。中国トップクラスの学生や、世界中から来た留学生達と勉強できたことはとても刺激になりました。

就職活動のことを聞かせて下さい。

就職活動の時には、2つのキーワードを大切にしていました。自分の語学力(日本語・英語・中国語)を活かすこと、企業の活動を支える銀行の仕事を通して日本やアジア社会に貢献すること。三菱東京UFJ銀行の国際金融部門は、僕の望みにぴったりで、もうここしかない!と思い、就職活動を進めました。

現在はどんなお仕事をされていますか。

国際金融部門で仕事をするためには、TOEIC900点以上ともう1ヶ国語ができる事が条件です。入社3年目からは基本的に海外勤務となり、3年ごとに違う国へ赴任します。いまは、国内で様々な部署を経験しています。また、英語、中国語に加えて、更にもう1ヶ国語の習得を会社から割り当てられています。僕はフランス語を勉強しています。フランス語は国連の公用語ですし、アフリカにはフランス語圏が多いので、今後の海外勤務にも役立てていけると思っています。

今後の抱負と、後輩達へのメッセージをお願いします。

いま本当にやりたいことがみつかっていない人でも、夢に向かってがんばる人がたくさんいるJCFLでなら刺激を受けるし、モチベーションもあがって、やりたい事も見つけられると思います。もし僕が高3の時に妥協してその時に入れる大学に行ってしまっていたら、何となく就職していたかもしれませんが、いまの自分は絶対になかったと思います。JCFLで英語力に磨きをかけたことが、大学時代、そしていまの仕事にも活かせていますし、そのおかげで視野も広くなりました。これからもJCFLや大学での経験を活かし、よりいっそう自分の可能性を広げていきたいです。