【海外芸術大学留学コース】

美術はゼロからスタート!

2017

7.5

Interviewee

海外芸術大学留学コース 
東京都 成城学園高校出身

本当にやりたいことは?個性のある海外の大学へ

附属の大学はあったのですが、ジャーナリズムをやろうと思っていたので一般受験を考えていました。でも日本の大学に個性や魅力を感じられなくて。もう一度、自分のやりたいことは何か考えてみました。NHKの合唱団に10年くらい所属していて舞台の魅力を味わっていましたし、映画も大好きで、漠然と分野は芸術かなと思いました。調べるうちに海外大学への思いが強くなりました。環境を変えたい!もっと自立してサバイバルしたいという願望もありましたね。

日本の美大とも比較。充実した1年が過ごせそう

作品を見せながら留学中の先輩が海外大学の話をしてくれます

留学を思い立ったのが高3の夏。それまで英語は力を入れていませんでしたし、美術はまったくやったことがなかったので自分一人で準備するには未知の部分が多すぎると思いました。早速インターネットでこの学校を見つけ、齋藤先生に授業を詳しく説明していただきました。姉が某美大に通っていたのですが、その授業よりも学術的で充実してそうだと感じました。その日、留学中の卒業生がたまたま来ていて、海外の美大の話が聞けたことも良かったです。

美術はゼロからスタート!苦悩して得るモノがたくさん!

デッサンの基礎も道具の名前も知らない状態でスタートしましたが、与えられた課題をこなす内に自分にできること・できないことが分かってきました。毎回毎回苦悩して、でも得るものがたくさんあります。個別面談が月1回くらいあるので日頃のスケッチを見せて助言をもらったり志望校や分野について相談したり。先生の助言が自分の位置の確認や先に進む支えになりますね。

わたしのJCFLでの1週間

平日は英語の課題やアートのリサーチで図書館に行くことが多いですね。デッサンは自分の部屋で。居間でやっていると、美大出の父が何かと口出してくるのでやめたんです(笑)。金曜のプレゼンテーションが終わるとすごい開放感です。土日は日頃見られない映画を思いっきり見たり、好きな場所を散歩しながらデッサンをしたりしています。有楽町のガード下とかでデッサンをするので、怪しく見られますね(笑)

身が引き締まる美術のプレゼンテーション

JCFL海外芸術大学留学コースのカリキュラムは、美術と英語の時間が半々で、美術の授業は大きく分けて、美術史、課題制作、プレゼンテーションの3つです。私が特に好きなのはプレゼンテーションの授業。作品の批評をして下さる中村先生は鋭い方なので身が引き締まりますが、必要なことを的確に指摘しいろいろな提案をしてくださるのでとても面白いです。年齢層や経験もバラバラのクラスメートの発表を聞くのも楽しいです。

舞台も映画もファッションも…海外で何を勉強しよう?

合唱団の経験から舞台芸術をやってみたいと思ったり、映画の勉強をしてみたいと思ったり…と興味があり過ぎて絞るのが大変だったのですが、最近アニメーションに惹かれています。やっていて楽しいし、表現したいという気持ちが湧いてくるんです。先生が面談と適性を見ながら課題を与えてくださって、それに取り組んでいく内にやりたいことが明確になっていく気がします。

芸術留学を考えている人へのメッセージ

私自身不安もありますが、JCFLの授業や先生・先輩方に支えられているし、あとは自分さえ頑張れば進むべき道に進めると思っています。少しでも気になるなら、まずは言葉にするだけでもいいし、説明会に足を運んでみるだけでも、少し変わってくると思います。JCFLは一般の美大予備校と違って、テクニックを追求するのではなく自分自身について深く考える課題や機会が多いです。その作業によってやるべきことが見えてくるし、自分の感性・私そのものが現れてくる。また、直接関連していなくても考えて出た答えは必ず自分のためになると思います。そんな時間を過ごせるコースです。