興味がない分野に進んでしまった大学。授業も身に入らず、悩む日々。
高校生の時は理系で、大学へは指定校推薦で進学しました。指定校推薦枠が電気系の学部しかなく、実はあまり興味がなかった分野でしたが、「有名校だし…」「東京に出てみたいし…」という理由で進学を決めました。
いざ大学で授業がスタートすると、やっぱり興味がない分野。授業も身に入らず、でも「大卒資格はほしい」という葛藤を抱えながら大学で4年間過ごしてしまいました。
僕はもともとディズニーが大好きで、サービス業にも興味があったので、大学生になって、東京ディズニーシーでアルバイトをしながら、パリ以外の世界のディズニーリゾートに旅行して制覇。それまで独学で英語を勉強してはいたんですが、アメリカ・カリフォルニアのディズニーリゾートに一人旅したときに、自分の英語がまったく通じず、現地の方にゆっくり話してもらったり、相手にされず軽くあしらわれたりして悔しい思いを経験しました。この旅から、独学では限界があると痛感し、「一から本気で英語を勉強したい!」という想いが強まっていきました。
「英語が学べる学校」で見つけたJCFL。「ここしかないな!」と思い、入学を決意。
「英語」をキーワードにネットでさまざまな学校を検索。そこで見つけたのがJCFL(日本外国語専門学校)。英語も学べ、就職率も高いところ、またJCFL卒業後の1年間、アメリカ・フロリダ州の「ウォルト・ディスニー・ワールド」で働ける「ディズニー・インターナショナル・プログラム」にとても興味を持ちました。それまで「大卒」にこだわっていましたが、進路変更して2年間頑張ってみようと思ったんです。
大学に入学して4年目の3月に大学を中退し、JCFLの説明会に参加。そこで「JCFLの在校生のだいたい6人に1人くらいが大学中退者を含む既卒者だよ。だから中退ってことは全然気にせず、とことん学べばいいと思う。」と言われたので気持ちが軽くなったのを覚えています。そして、英語通訳翻訳科から多くの先輩がディズニー・インターナショナル・プログラムに内定していることを聞き、英語通訳翻訳科・英語通訳専攻への進学を決めました。
JCFLの英語の必修科目+通訳専門科目で、
「会話力・リスニング力・読解力・単語力」などあらゆる力がつきました。
全学科共通科目である「TOEIC演習」では、読解力と単語力が身に付きました。本番のTOEICは時間との勝負。先生がパートごとに速く解くコツを教えてくれます。多量の英文を読み、英語を理解するスピードをどんどん速めていくことができました。また、毎回単語テストがあり、週100個程度の単語を覚えていくので、ボキャブラリーも増えましたね。
英語通訳専攻の専門科目である「逐次・同時通訳演習」ではアメリカのニュース番組CNNのニュースを聞いて、ニュースに合わせて通訳にチャレンジします。この授業ではリスニング力を格段に上げることができました。
JCFLでは、全学科共通の英会話レッスン「ECS」や「TEOIC演習」に加え、各学科の専門科目を通して、総合的な英語力が身に付くカリキュラムが組まれていると思います。
「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」でのインターンシップ経験。
テーマーパークごとの接客の違いを学ぶことができました。
1年生の夏休みに1か月間、USJでインターンシップ(企業研修)を経験。接客のうち半分くらいは英語使っていたほど外国人のゲストが多かったです。USJで学んだことは「ゲストとコミュニケーションを取って楽しませる!」ということ。どの社員の方も、積極的にゲストのいいところを見つけて話しかけておられました。インターンシップ終了後は、東京ディズニーシーでのアルバイトでも積極的にゲストに話しかけるようになりましたし、今後に活かせる貴重な経験になりました。
圧倒的な「情報力」が内定獲得の勝因。先生のフルサポートのおかげです。
米国三越の選考では、英文で書類を作成したり、英語面接が必須。最終面接では、アメリカから来られた人事担当者による英語面接がありました。国際ホテル科の伊戸川先生からは書類作成やグループワークのアドバイスをいただき、英語通訳翻訳科の三枝先生は、英語面接の対策を徹底的にしてくださいました。過去の面接内容について先生からアドバイスをもらったり、就職キャリアセンターで膨大に保管されている、先輩の「内定報告書」を見て対策を練ったり、JCFLでは本当に多くの情報が得られます。この圧倒的な「情報力」のおかげで万全に準備ができたことが、内定の勝因だったと思っています。
卒業までにTOEICスコア800点以上取得が目標!
ゲストも同僚もハッピーにしてあげられる社会人になりたいです。
ディズニー・インターナショナル・プログラムがスタートすると、仕事も生活もすべてが英語になるので、卒業までにもっと英語力をつけたいと思っています。TOEICスコア800点以上取得が目標です!また、現地では日本料理を出すレストランで勤務する予定なので、訪れるゲストに日本文化を紹介したり、日本のイメージを良くして帰ってもらいたいですね。プログラム終了後は、現時点では、旅行業界に就きたいなと思っています。僕の周りには海外に興味のある人が少なくて、旅行業界に携わって、海外旅行に対するハードルを下げて、もっと多くの人に海外旅行に行ってもらいたいです。
JCFLは「英語を学びたい!」「英語を使って活躍したい!」という人にはぴったりの学校です。学ぼうという意欲があれば、グングン成長できる環境があります。また、インターンシップなどで実経験を積むこともできます。
既卒で理系だった僕が、このように将来の道を切り開くことができました。この文章を読んでいただいている皆さんにもぜひ、一歩踏み出してほしいと思います。