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神戸大学 法学部
3年次編入合格
(金沢大学人間社会学域法学類にも合格)

英語本科 大学編入専攻 2年
高等学校卒業程度認定試験合格

2017

2.21

一度は諦めた「大学進学」の道。
でも「やっぱり勉強がしたい!」
そんな思いでJCFLへの進学を決意しました。

現役時代も浪人時代も納得がいく進路をかなえることができず…
一度社会に出て働くも、「勉強がしたい」という思いを抑えることができませんでした。

実は僕は、高校1年生の時に事情があって高校を中退した後、高等学校卒業程度認定試験を受験し、その後は自宅で勉強をしていました。現役時代も浪人時代も納得がいく大学に合格することができず、その後は旅館やホテルで契約社員として働いていたんです。でも、次第に「このままでいいのかな?」「やっぱり勉強がしたいな。」という希望が出てきて、再び大学進学目指そうという気持ちになってきました。
 
接客業をしていたこともあって、人と関わる仕事に興味がありました。また、社会人を経験したことで雇用や労働時間などの法律についても興味を持ったので、「人と関わる法律関係の仕事」として「検察官」という夢を持つようになりました。

JCFLのホームページで初めて知った「大学編入」というキーワード。
その日に電話し、その日にJCFLに行って個別面談をしてもらいました!

もう一度一般受験で大学を目指そうとしましたが、ブランクもあり自信はまったくありませんでした。ある時、ネットで「大学進学」というキーワードでいろいろなページを検索していて、たまたま見つけたのがJCFL(日本外国語専門学校)のホームページにあった「大学編入」というキーワード。
 
気になってホームページ内を見てみると、僕と同じく高校中退で高等学校卒業程度認定試験を受験、検察官を目指しているという北海道大学法学部の編入試験に合格した先輩のインタビューを発見。そのインタビュー記事に僕は釘づけでしたね(笑)。「大学編入についてもっと詳しく知りたい!」と思い、その場でJCFLに電話し、その日のうちにJCFLを訪れて個別面談をしてもらいました。
 
個別面談では、大学編入専攻についてしっかり説明を受けました。大学編入専攻では、英語をしっかり勉強しながら、さまざまな教養科目が学べると聞き、その時働いていた熱海の旅館には外国人のお客様も多く、英語が話せないことにコンプレックスを持っていたので、英語を勉強できることもとても魅力的でしたね。
 
正直に言うと、さまざまな教養科目を学ぶことについては、当時は「法律分野だけ学べればいいのに…」と思っていたんです。でもJCFLに進学した後に、それは間違いだったと気付くんですけどね(笑)。それを差し引いても、コンプレックスだった英語と興味のある法律分野がしっかり学べるという点に魅かれ、JCFL入学を決めました。両親もJCFL進学には賛成で、僕がもう一度勉強する気になったことに喜んでくれていました。

コンプレックスだった英語はみるみる上達!
専門分野だけを学ぶのではなく、教養科目を幅広く学べるのがJCFLの魅力!

大学編入専攻の英語系の科目はとても充実していて、中でも内宮先生の「英文解釈」という授業では、毎回「シノニムクイズ」という単語テストがあるんです。1問でも間違ったら、その単語を10回書いて、さらに類義語や例文までノートに書かなければいけないんです。なので、僕含めクラスメイトは必死に単語を思えていました(笑)。でも、この単語テストのおかげで、ボキャブラリーは格段に豊富になりましたし、TOEICなど英語系の資格取得にも役立ちました。
 
全学科共通の英会話授業ECS(English Communication Skills)ではネイティブ教員との英会話で本物の発音に触れることができましたし、英語通訳翻訳科など他学科との交流ができたのも良かったです。また、船林先生の「リスニング&リーディング」ではリスニング力と読解力を身に付けることができました。こうした英語科目のおかげで、TOEICは260点アップの895点、英検準1級、国連英検B級、TOEFL iBT76点など多くの英語の資格を取得することができました!
 
教養科目はすべて興味深かったし、勉強になったのですが、特に土屋先生の「国際関係概論」では、東南アジア、中国やヨーロッパの情勢、アメリカ大統領選など世界の情勢を分かりやすく説明してもらえるので、とても勉強になりました。田北先生の「社会学概論」ではジェンダーやフェアトレードのことなど幅広い知識を得ることができました。こうした概論は必修科目で、1年次に幅広く教養が学べるんです。
 
また、同じく必修だった「英米文学・英語学概論」では言語学についても学びましたが、神戸大学法学部の編入試験で言語学に関する論述問題が出たんです!JCFL入学前に「法律分野だけ学べればいいのに…」なんて思っていた自分が恥ずかしいですね(笑)

「君なら大丈夫だよ!」というクラスメイトの一言に救われました!
クラスメイトがお互い励まし合って頑張れるのがJCFLの魅力。

受験勉強というと、ピリピリした雰囲気で孤独に頑張るイメージがあったのですが、JCFLにはまったくそんな雰囲気はありません。英検2級の2次試験が不合格で落ち込んでいた時に、クラスメイトから「君は積極的に授業でも発言しているし、やっていこうという気持ちがあるからきっと大丈夫だよ!」と声をかけてもらい、同時に英語の勉強法も教えてもらったんです。その結果、さっき述べたような英語の資格を取得するまで成長できたので、その友人には感謝しています。
 
JCFLでは、「みんなで勉強しよう!」という雰囲気で、オンとオフがはっきりしているのもいいところですかね。月に1回程度学校の近くの体育館を借りてバスケットボールで汗を流したり、食事に行ったり、勉強の息抜きが適度にできたことも良かったです。
 
また、授業以外で、さまざまな企業の人事担当者の話が学内で聞ける「企業&業界セミナー」では、検察官と同じ公務員である外務省や法務省、警視庁のお話や、オンワード樫山、サマンサタバサなど検察官とは関係なく思えるアパレル系の企業のお話も聞きました。このセミナーを通して、どんな仕事も利益は大事だけれども、一番大事にしているのは利益ではなくお客様であったり、人であるということを知りました。こうした本質は公務員にも共通しているな、と理解することができ、「検察官になりたい」という思いがいっそう強まりましたね。

法学分野の恩師・山本先生の授業のおかげで、
編入試験の法学分野論述試験は見事クリア!
大学進学後は、司法試験合格を目指し、より一層法学分野の勉強を極めます!

神戸大学の編入試験では、法学分野で「法の欠缺(けんけつ ※欠けていること)について述べよ。」という論述問題が出題されました。実は、JCFLで法学分野を担当してくださる山本先生の授業の期末テストでまったく同じ問題が出ていたんです。おかげで、本番の試験でも完璧に答えられました!
 
大学進学後は、山本先生から教えていただいた法学分野の知識や考え方をより一層深めていくとともに、検察官を目指すために、憲法、行政法など公法の分野に力を入れて勉強していきたいです。神戸大学在学中は司法試験予備試験合格を目指し、大学院に進学して経済学や金融工学について勉強した後に、司法試験にチャレンジするつもりです!

「自分が学びたいことは何なのか?」「何で勉強するのか?」偏差値ではなく、
本質的なことを理解して大学選びができるのが、JCFLから大学を目指す意味。

法律分野だけ学べればいいと思ってJCFLに進学した僕ですが、JCFL在学中にさまざまな教養科目を学ぶことで、法律と言語、法律と経済、法律と世界情勢などいろいろな分野が関わり合っていることを知りました。また、単純にいろんな事を知っているって、とても楽しいことなんですよね!授業で得た知識が、次の新たな発見につながっていくんです。
 
「自分が学びたいことは何なのか?」「何で勉強するのか?」ということを理解していないと、やっぱり大学って偏差値だったり、知名度だったり、親や先生からのすすめなどで決めがちです。でも、JCFLでは、自分が本当に勉強したいことが見つかるようなカリキュラムがしっかり組まれています。
 
まだ、やりたいことや学びたいことが決まっていない人にとっては、いろいろな学問に触れられるJCFLできっと「本当に学びたいこと」が見つかります!学びたいことが決まっている人も、違う学問に触れることでもっとその学びが深められますよ!