高校現役時、公務員を目指すも不合格。
好きな英語を活かして再チャレンジするために、JCFLへ。
高校卒業後は大学や専門学校へ進学するクラスメイトが大半の中、私は警視庁の公務員試験を受けることを選択。高校の中ではかなり少数派でしたが、いとこが警官として活躍していたこと、「警官として女性ならではの仕事をしたい」と思っていたこともあり、迷いはありませんでした。でも、結果は不合格。ダメだったら専門学校に進学しようと思っていたので、何校か学校説明会に参加しました。
そのうちの1校だったJCFL(日本外国語専門学校)は、玄関の雰囲気から他校とはまったく違う雰囲気。さまざまな国の国旗が飾ってあり、最初は「この学校で公務員になるための勉強ができるのかな?」と思ってしまいました(笑)。でも、国家公務員である外務省の合格実績や面接でアピールできる英語力が身につけられることを聞き、JCFLへの入学を決めました。公務員になるための勉強だけでなく、好きな英語が学べて、それが面接で活かせるJCFLは私にピッタリでした。
筆記試験対策は基礎固めから応用まで万全!
英語や中国語などの語学授業やビジネスマナーなど、
面接試験にも強いJCFLのカリキュラム。
1年次は、自然科学、社会科学、人文科学など幅広く基礎から応用を学ぶとともに、公務員試験特有の解答テクニックなども身につけられます。2年次に進級する春休みから、1次試験である筆記対策が本格的にスタート。春休みの春期講座、2年次前期の通常授業、夏休みの夏期直前対策講座で、万全の対策ができます。私は、数学など理系科目が苦手でしたが、各科目に精通したプロの先生から学べるので、苦手意識はほとんどなくなりました。また、精神面でも支えになる先生も多く、「文章理解」を担当してくださった冬木先生には、試験前によく話を聞いていただきました。
全学科共通の英会話授業「ECS(English Communication Skills)」や「TOEIC演習」で英語力をつけ、必修科目「アジア言語」で中国語を履修。2ヵ国語学んでいたことは、2次試験の面接でアピール材料になりました。また、同じく必修科目「ビジネスマナー」では、面接の入退室、お辞儀の角度などが学べ、面接でとても役立ちました。周囲には意外とできていない人も多く、JCFLで日々トレーニングしていたおかげだな、と実感しました。
「企業&業界セミナー」で外務省の魅力を知りチャレンジ!
1次試験、2次試験と着実にステップを進めていくことができました。
JCFL入学時には、警視庁に再チャレンジするつもりでした。でも、さまざまな企業の人事・採用担当の方のお話を学内で直接聞ける「企業&業界セミナー」で、外務省のお話を聞いて興味を持ちました。海外赴任のチャンスがあることを知り、チャレンジすることに。
国家公務員の選考ステップは複雑で、まず1次試験で筆記試験を受けて合格したら各省庁に連絡し面接を受けます。さらに人事院の面接で最終合格をもらって初めて内定となります。1次試験はまずまずの手応えがありました。でも、合格発表日に携帯電話で結果を見る手が震えていたのを覚えています(笑)。合格してもホッとするヒマもなく各省庁に電話。外務省、法務省入国管理局、防衛省の説明会の予約を入れ、面接に進みました。結果的には、外務省の面接後にお電話いただき、「最終合格したら外務省に是非来てくださいね。」と言っていただきました。人事院の面接も無事通過し、正式な内定通知書をいただき、やっと安心することができました。ちなみに、法務省入国管理局の面接も合格することができました。
内定は担任の葭原先生のアドバイスとサポートのおかげ。
何でも聞きやすい雰囲気がJCFLにはあります。
各省庁の面接を受けるためには、省庁ごとのエントリーシートを提出する必要があります。志望動機も各省庁に合わせたものにする必要がありましたが、担任の葭原先生に的確なアドバイスをいただけました。登校していない時にもメールで相談に乗ってくださるので、とても心強かったです。葭原先生に内定の報告をした際には、「すごいですよ!それだけほしい人材だったんですよ!」と言っていただき、うれしかったです。
外務省は語学力を重視しており、海外勤務の可能性もあるので、英語と中国語を勉強していることを面接でしっかりアピールできたことが内定につながったのかな、と思っています。
卒業までにさらにTOEIC100点アップが目標。
あなたも語学を活かして活躍できる公務員を目指しましょう!
外務省に入省してからも英語の勉強をする必要があるので、在学中に少しでも英語力を上げておきたいと思っています。また、2020年のオリンピック開催時には語学を活かして活躍したいと思っていますし、いずれは海外勤務にも挑戦し、日本とさまざまな国とをつなぐサポートをしていきたいです。
公務員試験では、近年2次試験を重視する傾向にあり、面接で「何をアピールするか」が重要です。JCFLは公務員専攻でも、「語学」に力を入れているので、身につけた「語学力」や「異文化理解」をアピールできるのが魅力だと思います。英語が苦手な人も大丈夫です。JCFLで授業をちゃんと受けていれば、英語の実力は確実に伸びていきます。筆記試験対策や面接対策も万全のサポート体制なので、公務員を目指すには最高の環境だと思いますよ!