韓国・済州大学
交換留学レポート

[ 2017:vol.16(最終回) ]

ついに16週間の
交換留学終了(涙)
寂しいけど素晴らしい
経験になりました!

2018

2.13

Reporter

アジア・ヨーロッパ言語科 韓国語+英語専攻 2年 
埼玉県立南稜高校出身 
★「浦安ブライトンホテル」に就職内定

アンニョンハセヨ~!美奈です!
 
ついに、済州大学での留学生活も最後の週を迎えてしまいました…(><)
済州島での16週間は本当にあっという間で、「まだ日本へ帰りたくない」とさえ思ってしまいます。
 
済州島は、韓国本土より南にある離島で、ソウルや釜山とは異なる文化を持ち、
韓国に興味がある方は、ぜひ一度足を運んでいただきたい素敵な場所でした。
最後となる16週目の今回は、私が過ごした最後の授業の様子や、
帰国当日の様子についてご紹介したいと思います(^^)
 
初級クラスと中級クラスに分けられた語学堂では、読み書きや、会話の学習を行いました。
私のクラスは、18人中7人が日本人の学生でした。
他には、中国、ベトナム、ウズベキスタン、カンボジアからの世界各国の学生と共に勉強してきました。
先生を囲む形式で授業が行われ、少人数のため、分からないことは個別で質問ができ、
その際はとても丁寧に指導をしてくださいました。

先生と生徒の距離が近く、アットホームな雰囲気で授業を受けることができました。
 
月に一度、計3回の文化体験の授業がありました。
済州島ならではの観光地へ足を運んだり、伝統料理を食べたりと、さまざまな体験をすることができました。

最後の授業では、1ヵ月ほど前にクラスメイト宛へ書いた手紙の交換を行いました(^^)

クラスメイトから直接手紙をもらったら、
「お別れの時間が近づいている」のだと改めて実感が湧いてきて、寂しく感じました(><)
 
自分宛へ書いた手紙が1年後に届く予定なので、何だか不思議な感じがしますが、今から楽しみです(^^)
 
また、クラスメイト全員で一人ひとりに対して寄せ書きを書き合い、
最後には皆で色紙として交換を行いました!台湾人の友達からは
「BARISTA COFFEE」の「西雅圖即品約克夏奶茶」と言うミルクティーをいただきました(^^)
 
最後は、先生を含めたクラスメイトと共に、集合写真。

友達とお別れをする際に「また明日ね。」と、
いつものように会話ができないことに、とても名残惜しさを感じました(><)

帰国当日は、トウミでお世話になった韓国人の언니(お姉さん)
が済州空港まで見送りに来てくださいました!
 
「トウミ」とは、勉強面や生活面で困ったことや、
心配なことがあった際に手助けをしてくださる韓国人学生のことを指します。
搭乗時間の直前まで付き添ってくださり、最後に感謝の気持ちを込めて、
日本のお菓子、折り紙で作った韓服、手紙を差し上げると、とても嬉しそうに喜んでくださいました(^^)
 
最後に記念写真を撮り、언니が日本へ訪れる際は必ず再会をする約束をして、最後のお別れをしました(><)

私が今回お世話になった韓国人の언니は、沖縄へ一年間の留学経験があり、日本語がとても上手な方でした。
 
交換留学レポートの記事ですべてご紹介しましたが、언니とは済州島の世界自然遺産から、
人気かつ定番な場所まで、さまざまな観光場所を一緒に訪れたため、たくさんの思い出があります(><)
 
短い期間の中で、本当のお姉さんのように親しくしてくださった언니とのお別れは、
悲しく寂しい気持ちになりますが、日本で再会出来ることを、心から楽しみにしています(^^)
 
済州空港から成田空港まで約2時間の搭乗を終え、成田空港では両親が私の帰りを待ってくれていました。
21時過ぎの帰国時間にも関わらず温かく笑顔で出迎えてくれた両親との約4ヵ月振りの再会に、
涙が止まりませんでした...
 
済州大学への留学を、前向きな姿勢で応援してくれた両親のお陰で、
約4ヵ月間の留学生活を通じて、語学だけではなく多くの経験や出会いを得ることができました。
そんな両親へ対して、言葉では表すことができないほど感謝の気持ちでいっぱいなため、
これから時間をかけて恩返しをしていきたいです。
 
日本とは異なる済州島の文化を肌で感じて、
日々の生活の中で韓国語が理解できるようになっていくことの楽しさに気づくことができました。
日本にいて、JCFLで勉強するだけで韓国語は上達します。
ですが、留学には語学上達だけでないプラスアルファの価値がありました!
このプログラムに参加できたのも、JCFLで学んでいたからこそです。
 
済州島へ来ていなければ出会うことのできなかった他国の友達と仲良くなり、
実際に現地で日常生活を送れたことは、私の中でとても大きな経験になりました。
 
最後になりますが、この、済州島での交換留学レポートをご覧になり、韓国語を学ぶこと、
留学すること、そして済州島について少しでも興味を持っていただけたらとても嬉しいです。
長くなりましたが、最後までご覧いただき本当にありがとうございました!