「大学院か、JCFLか。」JCFLの上級英語専攻は、英語を使って
幅広い国際教養を学びアウトプットスキルも学べる理想のコースでした。
慶應大学SFCで「言語学」と「心理学」を中心に学び、またダブルスクールで海外大学の日本校にも通って「国際ビジネスマネジメント」を学んでいました。でもそのまま就職する気持ちにはなれず、大学院進学を検討しつつも、より世界に通用する語学力を磨きながら実践的なアウトプット力が身に付く場所、そして翻訳スキルを学べる場所も視野に入れ、JCFLに出会いました。他の語学系専門学校も説明を聞きに行ってみましたが、そこはあくまで「英語そのものを学ぶ」ことが中心。JCFLの上級英語専攻は、「英語を使って幅広い国際教養を学び、アウトプットスキルも学べる」まさに私が求めているコースだったことが決め手になり入学を決めました。
グローバルでボーダーレスなクラス環境で学べたことは
自分の人生において大きな収穫。1年次終了時、既にTOEICの
クラス平均が900点超え。私も無事に900点に到達しました。
JCFL上級英語専攻で学んできた1年。私が自分にとって最もプラスになったと感じるのは、グローバルでボーダーレスなクラス環境で学べたことです。出身国も年齢も、背景とする文化も価値観もさまざま。そんなクラスメイトたちと英語で自分の意見を自由に交わす授業を通じて「Cultural difference(文化的違い)」を実感でき、視野が格段に広がりました。また、クラスメイトのさまざまな個性に接することで、それまで自分のマイナス面=短所・欠点ばかりが気になっていましたが、自分のプラス面=長所を見つけることができるようになったことは、これからの自分の人生において大きな収穫だったと思います。授業の約80%が「英語で学ぶ」授業のため、英語力も当然アップ。1年次終了時にクラス平均のTOEICスコアが900点を突破!私も入学時の780点から900点の大台に乗せることができました。
また、元々興味のあった翻訳の授業も、担任の三枝先生と相談の上学科を超えて履修。現役字幕翻訳者の先生の授業はものすごく面白く、ためになっています。
海外名門大学生との国際交流やインターンシップ。
JCFL生だからこそ体験できるさまざまなプログラムに参加した1年。
また、入学以来さまざまな体験も自分を成長させてくれました。1年次前期には、シェイクスピア演劇の本場イギリスの名門・オックスフォード大学で創設130年の歴史と伝統を誇る学生ドラマ・ソサエティ「オックスフォード大学演劇協会(OUDS)」の日本公演をサポート。主にロビー展示に携わりましたが、仕事をしながらOUDSのメンバーが描く大きなプロジェクトに関わらせていただき本当に貴重な体験となりました。後期には、翻訳会社で翻訳コーディネーターとして1ヵ月間のインターンシップを体験したり、12月の「JCFLスピーチコンテスト」の際には、そこで上演した「多言語劇」の脚本制作にも携わることができました。授業外でもさまざまな生きた経験ができるのもJCFLの魅力だと思います。
いつも本当によく話を聞いてくれ、丁寧に応えてくれる先生方に感謝!
もう一つ、JCFLに入学して良かったと感じているのは、担任の三枝先生はもちろん、どの先生も1対1で本当によく話を聞いてくれ丁寧に応えてくれることです。いつでも何度でも提出したレポートを丁寧に添削してフィードバックしてくれるCraig先生、私が聞きたいことにいつもプラスαの情報を加えて教えてくれるDavid先生、私たち学生の反応を見て授業のやり方を工夫してくれるBall先生など、すべての先生にとても感謝しています。
卒業後は、ネットを通じて番組制作やイベントプロデュース、
新規事業の立ち上げなどに関わっていきたい。
卒業後に私がやりたい仕事のキーワードは3つありました。まず「日本のコンテンツを世界に発信できる」こと、次に「発信する人と受け取る人を感動でつなぐ」、そして「エンターテイメント業界」。この条件に当てはまる企業を探して就職活動を進め、「カドカワ」という会社に行くことにしました。この会社はネットワークエンターテインメントのパイオニア企業「ドワンゴ」と出版・映画会社の「KADOKAWA」が2015年に経営統合して生まれた会社で、私は企画・総合職として内定をいただきました。採用面接では、「今日、朝から発見した面白いことは?」「あなたが考えるエンタメ業界の定義は?」「IT業界はこれからどうなると思う?」「あなたが提案したい今後有望なビジネスモデルは?」など、ユニークな質問が次々と飛び出してきましたが、自分なりに考えを述べることができたのは、普段からJCFL上級英語専攻の自己発信型授業で鍛えられていたおかげです。
就職後は、番組制作やイベントプロデュース、新規事業の立ち上げなどに関わっていきたいと思っています。そして、常に先入観念にとらわれず物事に「Why?」という疑問の心を持ちながら、そのことに対して自分なりの仮説を立て検証していく姿勢を大切に、日々前進していける人になりたいです。