東レ 内定

英語本科 上級英語専攻2年
埼玉県 春日部共栄高校出身

2020

11.5

上級英語専攻の「英語を学ぶ」のではなく
「英語で学ぶ」スタイルに惹かれ入学を決意。

「英語でアカデミックなこと、国際教養を学ぶ」
― JCFLの上級英語専攻には私がイメージしていた学びのかたちがありました。

高校生の頃はまだ将来の夢がはっきりしておらず、高校が進学校だったこともあり、私も周りと同じように大学に進学するものだと漠然と考えていました。当時から英語は好きで、英語を話せるようになりたいという目標は常にあったので、自分の英語力を伸ばすことができそうな英語系の学部や、もっと広い世界を知りたいという想いも強く、国際関係学を学べる学部も興味がありました。その軸で大学受験をしましたが、自分が思い描くような結果を得ることができず、今まで見てこなかった専門学校を「英語」というキーワードに自分でいくつか調べ、その過程でJCFLに出会いました。
 
まずは学校説明会に参加し、興味があった英語通訳翻訳科の体験授業を受けました。その際、個別相談を担当してくださった三枝先生に、私が英検2級を取得していることや、「英語でアカデミックなこと、国際教養なことを学びたい」という想いを伝えたところ、「あなたは上級英語専攻のほうが向いている」と言っていただき、最終的に上級英語専攻の体験授業も受けました。「英語を学ぶ」というより「英語で何か学術的なことを学ぶ」という上級英語専攻のスタイル。体験授業を通してここなら自分がイメージしていた学びができる!と確信して入学を決めました。上級英語専攻に入学したいと決めてからはすぐにAOエントリーをして迷うことなく夏に入学願書を提出しました。
 
入学するまでには、特待生試験を受けたり、AOプレスクールに参加したりして、その中で友達もできました。また、上級英語専攻で授業を受けるには、自分の英語力はまだまだだと感じていたので英語の勉強に励み、入学前に英検準1級を取得。苦手なリスニングとスピーキングを克服するために、浅草や上野など訪日観光客が訪れるような場所で、困っていそうな外国人に自分から話しかけにいったこともありました(笑)

「自分のペースで大丈夫。」
上級英語専攻の先生方からのあたたかい言葉に支えられました。
産学連携国際インターンシップは自分を成長させる大きなきっかけに。

入学当初は、上級英語専攻の授業についていくことに必死でした。ついていくのが大変だなと感じた時、当時担任の先生だった三枝先生や、授業を担当してくれていたクレイグ先生に相談したこともあります。その際、「川原さんはついていけているし、みんなバックグラウンドが違うから同じ指標で比べないでね。自分のペースで大丈夫。」と言っていただき、寛大な先生方のアドバイスが支えになりました。授業の中では三枝先生から、上級英語専攻で学び卒業していったさまざまな業界で活躍する先輩方のお話をよくしてくださり、私にとってはそれが大きなモチベーションにつながりました。また、英語で行われる授業や、自ら発信するスタイルの授業にも最初は苦手意識がありましたが、プレゼンテーションやディスカッションの回数を重ねていくごとに自分に自信がついていきました。
 
上級英語専攻の授業はどれも英語力や知識が豊富になるような有意義な授業ばかり。本間先生の「英字新聞読解」という授業では自宅で読んできた英字新聞の内容の不明点を授業で質問するのですが、本間先生は政治や経済、スピリチュアルなど幅広い分野のあらゆる質問にすべて回答してくださるすごい先生で、さまざまな知識を得ることができました。
 
また、IOC(国際オリンピック委員会)公認代理店が主催する産学連携インターンシップにも参加しました。参加したきっかけはクラスメイトに感化されたことでしたが、インターンシップを通して英語力が向上することや、私自身、競泳を長年続けてきたのでスポーツに関われるというのも参加を決めた理由のひとつです。全て英語で行われる事前研修は、お客さまの案内やトラブルを想定した対応などチームワークが多く行われ、英語力はもちろん、周りをみて行動する大切さや自ら意見を述べる積極性が身についたと感じます。何事も受け身で取り組みがちだった私にとってこのインターンシップは、自分を成長させる大きな機会になりました!

世界中に拠点があり、海外とつながりを持ちながら働くことができる「東レ」
自分が勉強してきた英語力を生かして会社のため、また消費者のためにお仕事がしたい!

就職活動では、興味のある業界が多くあったこともあり、業界をひとつに絞らず視野を広める目的も兼ねて、受けたいと思った企業の会社説明会には積極的に参加しました。さまざまな業界の良いところや、その企業独特の雰囲気なども感じ取ることができ、さまざまな企業を比較して自分に合う就職先を見極める力がついたと感じます。
 
内定をいただいた「東レ」を知ったきっかけは、担任の山中先生に「受けてみない?」と声をかけていただいたことでした。「東レ」は世界中に拠点があり、海外とつながりを持ちながら働くことができる点に惹かれ、自分でも調べていくうちに「ここで働きたい!」という気持ちが強くなりました。自分が勉強してきた英語力を生かして、会社や消費者のためにお仕事がしたいと思いましたし、環境問題解決にも大々的に取り組んでいる会社なので、そういった点も自分の考え方と合致しているなと感じました。
 
山中先生にはたくさん面接練習などをしていただきました。面接練習をしていく中で指摘されたのが「謙虚すぎる」という点。私は、自分の良さや強みをどの程度までアピールしていいのかわからずためらいがちでした。ですが、山中先生からのアドバイスもあり、面接ではどんな些細なことでも自分の長所を伝えること、そして自信を持つことが大切だということを教えていただきました。
 
本番の面接では、幼いころから続けていた競泳を通して培った忍耐力をアピールしました。好きなことを続けることは簡単かもしれませんが、好きで始めたことでも挫折や失敗などを経験していつのまにか嫌いになってしまうことがあると思います。私自身、競泳をしている間そんな経験を何度もしましたが、それでも自分には一度目標を掲げた目標に向かって諦めず努力し続けられる力があることを長所として伝えました。また、面接ではどんな質問をされても、自分が考えていることを率直に話すことを意識しました。上級英語専攻の授業のおかげで、人前でも自分の意思を持って堂々と意見を述べることができる力がつきました!

TOEICは890点まで到達。
上級英語専攻で培った英語力を生かし、入社後は海外でも活躍したい!

これまでに英検準1級、観光英検2級を取得し、TOEICは890点まで到達!今後はさらなる英語力の向上を目指して、英検1級の取得を目標にしています。さまざまなバックグラウンドを持ち、本当に英語が堪能なクラスメイトに囲まれ感化される日々を過ごしています。そんなクラスメイトたちや個性豊かな上級英語専攻の先生方と、卒業まで楽しい日々を送りたいです。
 
入社後は海外でお仕事がしたいですね!内定先の方と既に何度かお話をさせていただいたのですが、ぜひ海外での仕事を経験してほしいと言われました。実際、海外出張などの機会が多くあり、私もチャンスがあれば海外へ行くことができるそうなので早く一人で仕事ができるようになりたいです。国籍や文化の違いの垣根を超えて、「英語」という言語でさまざまな人たちとお仕事ができるようになることが今の夢です。そのために、英語力のさらなる向上はもちろん、どんなバックグラウンドを持つ人とでも、その人を理解してコミュニケーションをとれるようになることが大事だと思います。そして、今まで支えてくれた家族や成長させてくれた先生や友人に恩返しができたらいいなと思います。