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法政大学 文学部 英文学科
2年次編入合格

文教大学 文学部 英米語英米文学科
3年次編入合格

英語本科 大学編入専攻 2年
埼玉県立草加南高校出身

2021

2.10

本当に研究したいと思える学問に出会い、心の底から
入りたかった大学・学部に編入合格。勉強面はもちろん、
生活面も親身に相談に乗ってくれた先生方に深く感謝。

浪人生よりも高い学力を持って編入できる点に魅力を感じ、JCFLへの入学を決意。

私は一般受験で大学を受験しましたが、全て不合格。そんな時、以前から自宅に届いていたDMでJCFLの存在を知りました。さっそく調べてオープンキャンパスに参加。「大学編入」という道を知り、自分の好きな学問分野を選んで編入できるという点に強く惹かれました。特に、現役時代に志望していた法政大学へ浪人せずに、むしろ浪人生よりも高い学力を持って入学できるということに非常に魅力を感じたため、JCFLの大学編入専攻への入学を決めました。

さまざまな授業を通して知識の幅も広がり、英語力もアップ。
英検準一級も取得でき、TOEICは835点まで到達!
JCFLでの「発信重視」「参加型」の学びが確実に編入合格につながりました。

JCFLでの日々を通して、私が特に良かったと感じている授業はたくさんあります。語学系では、船林先生の「Listening and Speaking」と、新里先生の「Vocabulary and Grammar」です。
 
「Listening and Speaking」では、特にTOEICの試験問題と、英検の過去問のリスニングパートを中心に、シャドウイング学習を中心として、効率よくリスニング力を高めることができました。そのおかげもあり、TOEICスコアは入学当初の660点から、最終的に835点までアップ。また、リスニングで高得点が取れるようになったおかげで1年次の10月には英検準一級も取得することができました。「Vocabulary and Grammar」では、前期で基本的な英文法を再学習した後、後期には大学編入試験の過去問や、さまざまな学問分野のアカデミックな文章に触れることができたので、試験本番でこのような文章題が出された時も緊張せずに取り組むことができました。
 
教養科目では、辻本先生の「英米文学演習」と「専門英語講読」が編入試験対策を含めとても役に立った科目です。
 
「英米文学演習」では、主に作品についての論述練習を行い、ロマン主義や古典主義といった、文学史上の基本テーマに沿って、自分の考えを論述する練習を行ったので、志望校の過去問対策も兼ねて無駄なく学べました。「専門英語講読」では、専門的な英文(文学作品の抜粋やキリスト教についての論文など)を丁寧に読み、時には和訳してみることで、難解な英文の読み方や、英米作品についても幅広く理解することができました。
 
石橋先生の「時事問題研究」も印象に残った授業です。自分の専門科目に関連するニュース記事を用意し、自分の意見を発表するとともに、その記事を要約して、クラスメイトに分かりやすく伝えました。この授業があったおかげで、より時事問題に関心を持てるようになったとともに、分野を問わず幅広く知識を広げることができたので、特に面接の対策をする際に役立ちました。

アルバイトをしながらも効率的に勉強することを継続し、
学びたいと思える大学・学部へ無事編入合格。
担任の先生も合格に向けてとことんサポートしてくださいました!

私が法政大学への入学を希望したのは高校2年生の時。当時は「英語教育を学びたい」という漠然とした理由でした。しかし、JCFLに入学して文学について学び、特にイギリスの児童文学を学びたいと強く感じたため、その学問について自分の理解も深めたうえで、法政大学の文学部に行きたいと改めて思うことができました。法政大学の英文学科には、児童文学を専門とされている先生がいます。私はJCFLで「不思議の国のアリスと鏡の国のアリスにおけるバラ表現」について卒業研究を行ったのですが、その先生は、「ハウルの動く城」と“Hawl’s Moving Castle”の比較をされているため、進学後、ディズニー作品のアリスと原書を比較する際、ご助言いただきたいと考えたのが選んだ理由のひとつです。また、翻訳も手掛けている先生で、先生が翻訳した本を拝読した際、英語から日本語へ訳す時の語句の選び方についても興味を抱いたので、先生の下で翻訳についても学びたいと考えています。
 
編入試験は、合格をいただいた文教大学、法政大学共に緊迫した雰囲気でした。文教大学では、出願の際、学習計画書も提出し、試験当日は筆記と面接を行いました。筆記試験では、丁寧に読まないと足元をすくわれるような英文も出てきましたので、はやく丁寧に読むことを意識して試験にのぞみました。法政大学は、筆記試験(論文の精読問題、英語)の合格者しか面接を行ってもらえないということで、全員がピリピリしていたように思います。論文試験では理系の論文が出て驚きましたが、新里先生の授業で文理ともに英文を読み、慣れていたこともあり、落ち着いて取り組むことができました。英語は英語学系統の英文が出てきましたが、毎日のように英文の要約と和訳練習をし、辻本先生に指導していただいたので、心のゆとりをもって取り組めました! 面接では、練習の成果も生かし、「なぜ法政じゃないといけないか」にこだわって志望理由を伝え、落ち着いて受け答えすることに徹しました。
 
合格の勝因は、JCFLで効率よく勉強し、入試の傾向に沿った対策ができたことと、強い入学意思をもって継続的に学習したことだと思います。私はバイトもしていたので、とにかく効率よく勉強するために、毎日必ずやるべきことを細分化して学習するようにしていました。とにかく学校にいる時間を有効に活用し、2年次には先生の休憩時間も借りて、分からないことを積極的に聞きに行きました。また、心の底から法政に入りたかったので、その意思が伝わるように面接ではアピールしました。

研究したいと思える学問に出会え、英語力も向上。
先生方への感謝の気持ちでいっぱいです。
JCFLで培ったすべての知識を生かして、高校英語教員も視野に努力していきます!

JCFLに入学してから編入合格まで、今思うと長いようであっという間でした。JCFLで、1年次担任の新里先生、2年次に指導してくださった辻本先生には本当にお世話になりました。まったく文学知識のない私に一から根気強く指導してくださったおかげで、本当に行きたかった法政大学への合格を勝ち取ることができました。得意科目なのに一般受験のときにはうまくいかなかった英語力も向上し、そして自分が本当に研究したいと思える学問に出会って編入学試験に合格できたのは、私個人の力だけでなく、先生方の支えのおかげです。また、私は家庭が裕福ではなかったため、アルバイトとの両立が一番大変でした。そうしたことへも先生方は親身になって相談に乗ってくださり、時には2時間近く面談してもらったこともありました。学習面のみならず、生活面についても親身になって相談に乗ってくださったことにも深く感謝しています。受験直前、辻本先生はよく「ゆっくり呼吸をして、落ち着いて取り組むこと。でも英文を読むのは速く丁寧に」とアドバイスしてくださいました。この教えを今後も大切にしていきたいです。
 
進学後は教職課程も履修し、高等学校の教員を目指したいと思います。そのためには法政大学で、学生に関心をもってもらえるような指導ができるよう、幅広い児童文学の知識と英語指導力を身に付けて、学生たちが英語を好きになる手助けができる教員になりたいです。JCFLで培ったすべての知識を生かして、夢に向かって努力していきます!