NYのデザイナー、マーク・ジェイコブスがジャパン社を09年に設立。その新卒第一期生にキャビンアテンダント・エアライン科の朴さんが内定しました!新卒採用が少ないと言われる外資系ハイブランドの採用試験突破のヒミツを聞きました。
マークジェイコブス ジャパン
キャビンアテンダント・エアライン科 2年
兵庫・神戸朝鮮高級学校出身
A 高校を卒業してすぐに行ったのは朝鮮大学校なんです。私は在日韓国人で、母国の言葉をきちんと学びたいと思ったので。3年生の時、ANAのCAをやっている親戚のおばが「あなた、明るいからCAに向いてるわよ」と言ったひと言がきっかけで真剣にエアライン業界を意識し始めました。
資格や英語力があると有利ということが分かり、早速その勉強ができる学校を調べ、就職率の高さや雰囲気を見てインスピレーションを感じたのがJCFLでした。
A 朝鮮高級学校、大学校と進み、それまでは同じ殻の中にいた気がするのですが、これからは「自分で一歩を踏み出す」というワクワク感の方が強かったですね。入ってみると周りは努力家ばかりで気が引き締まりました。一夜漬けで何とかなってきたタイプなのですが、「やった分しかついてこない」と実感しました。それからは通学時間なども利用してコツコツやったおかげで、資格は1年で7つ取れましたし、TOEICも1年で170点アップしました。
A 「人と接するサービス業」ということを決めて、夏休み前は固めの接客のエアライン、ホテル、旅行系を受け、夏休みくらいからフランクな接客のアパレル系へとシフトしました。
アパレル系の中でも、ハイブランドにはキラキラしたイメージがあって憧れがあったのですが、外資系は既卒採用ばかりで。そんな時、マークジェイコブスジャパンができ、しかも今年初めて新卒採用を行うというので、即応募しました。
A 学校生活自体が自分の力になりました。「ビジネスマナー」や「Job-interview Practice」の授業では、社会人として身につけておくべきことだけれど今まで知らなかった事・やっていなかった事を厳しく教えてもらえました。
採用試験では制限時間つきの自己PRがあったのですが、エアライン科の授業で時間を決めてスピーチをする練習をしていたので、本番でも自然と時間配分ができました。
A グループにヴィトンやディオールなどのブランドがあり、企画や広報を担当できる可能性もあるということなので、どんな小さな仕事でも1つひとつ丁寧に積み重ねていこうと思います。
A 今英語が「できる」か「できない」かよりも、自分でやってみようという心を持つことが大切です。やる前に諦めるのはもったいない。私はエアライン科に入って、すべてが自分のためになったと思っているのですが、それは常に周りにモチベーションの高い友人たちがいて、応援してくれる先生方がいらっしゃるからだと思います。採用試験を乗り切るスキルや力をつけてくれるだけでなく、人間的に成長させてくれる学校です。