

みなさん、こんにちは!アメリカ留学科の三枝です。今回、私が紹介したい卒業生は、2007年3月にアメリカ留学科を卒業した中村さんです。彼女は、JCFL卒業後、ワシントン州シアトルから南に一時間ぐらいの町AuburnにあるGreen River Community College(GRCC)という提携校に編入して、2008年12月に卒業しました。
中村さんは高校まで本格的にテニスをやっていて、GRCCでも在学中に1シーズンだけテニスチームに所属して、プレイしていました。そして5月には前年度チャンピオンを倒して、なんと、NWAACCカンファレンスのチャンピオンになりました。(参考:NWAACCのWomen’s Singles Championでも紹介されています。)シーズンを通して無敗だったということです。チャンピオンになった後が大変で、いろいろな4年制大学のテニスチームからオファーが来ました。コミュニティーカレッジよりもレベルが高いのでプレイするかどうか悩んだそうですが、アメリカのNCAA( National Collegiate Athletic Association:全米大学体育協会)にトライしてみようと思って、いろんな大学のコーチと話をしました。結果、1月からテネシー州のAustin Peay State UniversityにStudent Athlete(スポーツ特待生)としてトランスファー(編入)することになりました。また、彼女はFull Scholarship(全額免除の奨学金)ももらえることになったんです。この大学はNCAA Division I(トップディビジョン)の中でもトップスクールではないので、「逆にレギュラーとしてバリバリ活躍できそうです」と言っています。有名な総合大学などは世界中のトッププレイヤーが集まるので、プレイするのはとても難しく、断念したそう。彼女自身も、テニスをするために留学したのではなかったので、まさかこんなことになるとはびっくり!他の留学生たちがなかなかできない経験をテニスを通じてすることが出来るので楽しみにしているようです。中村さんは、勉強との両立を第一に、出来る限り挑戦すると語ってくれています。