日本外国語専門学校 事前学習

第5回 willとbe going toって同じ?


今回は、助動詞の勉強です。特に「未来」を表すwillとbe going toについて使い方を考えていきましょう。

  まず、どちらも「未来」を表していて「〜するだろう」という意味ですが、一般的にbe going toは会話で使われやすく、willは書く文章で使われやすいということが言えます。

  また、willよりもbe going toが使われやすい状況は、「現在の証拠から未来が予測可能」な場合です。楽しそうな人を見て、「これから彼氏(彼女)とデートなんだな」と予測する場合などです。

  それに対して、話し手の過去の経験や考えなどから「未来」を予測する場合は、willの方が使われやすくなります。今度の日曜日にデパートでセールがあり、「すごく混むな」と予測する場合などです。 また、これから「何かをしよう」をという時に、そこに「意志や決意」があるとbe going toが使われやすく、話し手の意志とは関係なく「何かが起こる」場合はwillを使います。例えば「あさって友達が引越しをする」と言う場合、そこに普通は話し手の意志や決意がない場合、willの方が使われやすいのです。



(willかbe going toを補充)

(1) それじゃあ、5時過ぎにまた来ます。   
In that case, I (       ) come back past 5 o'clock.

(2) 新聞によれば、ガソリンの値段がまた上がるらしい。
According to the newspaper, the price of gas (       ) increase again.

(3) その列車は、12時に出発します。
The train (       ) leave at 12.

(4) 今夜は久しぶりに友達と食事をする予定です。
I (       ) have dinner tonight after a long interval.

(5) ホームステイは楽しいわよ。
I'm sure you (       ) have a good time while you have a homestay.

 




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(1) will … 過去の経験から「5時すぎならいいだろう」という判断がある場合です。

(2) is going to … 「新聞」という証拠に基づいて、予測しています。

(3) will … 「意志・決意」が特にない「未来」です。

(4) am going to … 「久しぶりの食事を楽しみにしている」という前提です。また「今思いついた」未来でない場合は、be going toが使われやすくなります。

(5) will … 過去の経験から「ホームステイが楽しくなる」ことを伝えています。

 


     



 (willかbe going toを補充)
                               
                

(1) どうも車の調子がおかしい。
     My car (       ) have something wrong.

(2) 母は6時までに来るだろう。電話でそう言っていました。
    My mother (       ) come by 6 o'clock. She mentined it on the phone.

(3) 今日はその店は5時で閉まります。
    Today the store (       ) close at 5 o'clock.

(4) この成績なら、確実に大学に合格するよ。
    I'm sure you (      ) pass a university entrance exam.

(5) それじぁ、5時までにそこに行きます。
    Okay. I (       ) see you there by 5 o'clock.



(適語選択)
(1) is going to … 例えばエンジンの音とか、今ある証拠に基づいて予測しています。

(2) is going to … これも電話での会話に基づいて予測しています。

(3) will … 「意志・決意」を伴わない単純な未来です。

(4) will … 過去の経験に基づいての発言です。

(5) will … 「今思いついた、今とっさに考えた」未来の場合もwillの方がベターです。