日本外国語専門学校 事前学習

第6回 can, may, mustで推理する!


今回も、助動詞の勉強です。代表的な助動詞can,may,mustについて復習しておきましょう。

まず、canには「〜できる」という可能を表す意味の他に、疑問文で「本当に〜かしら」と強い疑いを示す用法、否定文で「〜するはずかない」という意味になることがあります。

また、mayも「〜してもよい」という許可を表す用法の他に、「〜かもしれない」という推量を表す用法があります。また「〜でありますように」と祈願を表す用法もあります。  mustは、「〜しなければならない」の他に、「〜にちがいない」という意味になることがあります。またmust have p.p.〜で過去の事柄について「〜したに違いない」という意味になることがあります。



(空欄補充)

(1) そのうわさは本当かしら? それは本当であるはずがない。    (       ) the rumor be true? It (       ) be true.

(2) 彼はそのテストに失敗したはずがない。    He (       ) have failed in the exam.

(3) 彼は私に車が運転できるかと聞いた。     He asked me if I (       ) drive a car.

(4) 鳥のように飛べればいいのに。          I wish I (       ) fly like a bird.

(5) 彼は泳ぎはうまいが、スケートはだめだ。     He (       ) swim well, but (       ) skate.

 




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(1) Can, can't … 疑問文で強い疑いを示す用法と、否定文で「〜であるはずがない」の用法です。

(2) can't … can't have p.p.〜で「〜したはずがない」という意味になります。

(3) could … 時制の一致です。

(4) could … 仮定法の願望表現です。

(5) can, can't … canの最も普通の用法です。

 


     



  (空欄補充)
                               
                
(1) 何でもしてよいと彼は言った。
     He said that I (       ) do anything.
(2) そのバスに乗っていたらあの事故にあっていたかもしれない。     
    If I had taken the bus, I (       )(       ) had the accident.
(3) ご成功を祈ります!
    (       ) you succeed!
(4) 書き直さなければなりませんか? いやその必要はない。
    (       ) I rewrite it? No, you (       ) not.
(5) そのことを知らなかったにちがいない。
    He (       ) have been ignorant of it.



(1) might … 許可のmayですが、時制の一致を受けます。

(2) might have … 仮定法過去完了です。

(3) May … 祈願を表すmayの用法です。

(4) Must, need … mustの疑問文に対して、Noで答えるときはneed notかdon't have toを使います。

(5) must … must have p.p.〜で「〜したにちがいない」です。