今回は、不定詞について勉強しましょう。形は「to+動詞の原形」です。
3つの用法があります。
ひとつは、名詞的用法というものです。文中で名詞的に働きます。「〜すること」というとらえ方ですよね。例えば、
It is essential to arrive on time.(時間通り到着することが大切だ)の to 以下は、先頭のItのことを指していて、文の中では名詞的に働いています。
もうひとつは、形容詞的用法です。名詞を修飾して、形容詞のような働きをします。例えば、
I have no friend to help me.(私には助けてくれる友人がひとりもいない)の to 以下は、後ろから friend を修飾しています。
3つ目は、副詞的用法です。「〜するために」という「目的」をあらわす用法が一般的ですね。例えば、
She went to England to study English literature.(彼女は英文学を学ぶために英国に行った)の to study 以下は、「目的」をあらわしています。
(空欄補充)
(1)君のお兄さんは、テニスをするのが好きですか?
( ) your ( ) like to ( ) tennis?
(2)公園へ野球をしに行きましょう。
Let's go to ( ) ( ) to ( ) ( ).
(3)ジミーは夕食後いつもすることがたくさんあります。
Jimmy always ( ) many things ( ) ( ) ( ) dinner.
(4)ルーシーは、放課後ときどき先生のところに質問をしに行きます。
After school Lucy sometimes ( ) to her teacher ( ) ( ) him some questions.
(5)彼はその知らせを聞いて驚いた。
He was ( ) ( ) ( ) the news.

(1)Does,brother,play … 「テニスをすること」と考える名詞的用法の不定詞です。
(2)the,park,play,baseball …「野球をするために」と考えて「目的」をあらわす副詞的用法の不定詞です。
(3)has,to,do,after …to doは、後ろからmany thingsを修飾する形容詞的用法の不定詞です。
(4)goes,to,ask … to ask以下は、やはり「目的」をあらわす副詞的用法の不定詞です。
(5) surprised,to,hear … これも副詞的用法の不定詞で、「目的」ではなく「理由」をあらわしています。
(空欄補充)
(1)私には、その自転車を買うだけのお金がなかった。
I didn't have ( ) money ( ) buy the bicycle.
(2) 百聞は一見にしかず。
( ) ( ) ( ) ( ) ( ).
(3)彼女はお姉さんから手紙をもらってうれしかった。
She was very pleased ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) her sister.
(4)皆さん、雨が降り出さないうちに家に帰りなさいよ。
Go home ( ) ( ) ( ) ( ) ( ), boys.
(5)しなければならないことが何もなかったので、読書を楽しみました。
As I had ( ) ( ) ( ), I ( ) ( ).