クラシックバレエを教えていました
7歳でバレエを始め、高校1年からは先生に任されたクラスを教えるようになりました。3歳から60代の方まで年代別のクラスになっていて、自分と同世代以外は全部受け持っていました。周りの友達は遊んでいるのに何で自分だけ・・と思うこともありましたが、人との関わり合いの中で色々な点に気を配ることや、相手に合わせてスタンスを変えることを学べました。責任感がつき、メンタル面も強くなりましたね。高校を卒業して1年間は練習をしながら教える生活を続けていたのですが、家と稽古場の往復ではなく、もっと広い場所で色々な経験をしてみたいと思い、一旦バレエに区切りをつけることにしました。
大学でWスクールするよりは専門学校!
今までバレエでやってきたことを活かせて、人と関われる仕事・・と考えてみてキャビンアテンダントに思い当たりました。どうすればCAになれるのか調べてみて、大学はWスクールをする人が多いことが分かったので、だったら最初から専門学校へ行って目指そうと思ったんです。母と一緒にインターネットで学校を比較してみて、就職率の高さなどからJCFLの見学に来ました。先生方の雰囲気が良く、特に対応して下さった米川先生が素敵で母も私も感激してしまって。後日先生からお葉書まで頂いて、ここでなら頑張れるかなと思いました。設備が整っていたことも魅力でしたね。
結構熱く語ります!
舞台鑑賞が好きです。よく見るのはバレエと劇団四季ですね。みんなでカラオケに行くのも大好きですが、一人っ子なので、1人でいる時間もけっこう好きです。哲学的な事を考えたり、読書なら自伝やエッセイをよく読んだりしますね。松下幸之助さんの自伝には感動しました。「素直さは人を強く正しく聡明にする」という言葉が出てくるのですが、確かに自分の経験を振り返ってみても、人のことを受け入れられない時には物事が上手くいかないことが多いんですよね。今一番好きな言葉です。こういう人生論ぽい話になるとつい熱く語ってしまうので、「意外だね〜!」と言われることもよくあります。笑)
イチオシの授業♪
ビジネスマナーの授業は、毎回初めて知ることが多く、とても楽しく充実した授業です。敬語の正しい使い方や席次、手紙の書き方など、航空業界だけでなく社会人として必要な知識を学び、身につけることができます。また、エアライン科の先生方はみなさん立居振舞いが美しいのですが、私は担任の服部先生とお会いする機会が多いので、先生の表情や振舞い方などを拝見し、少しでも近づけるように日々努力しています。先生方はエアライン業界の経験者ばかりなので、授業中に仕事のエピソードやCAになるまでの話をして下さることがあり、勉強になります。勇気付けられることも沢山あります。
苦手な英語を克服したい
今までネイティブの先生と会話する機会はあまり無かったし、私自身英語に対しては抵抗があったんですよ。でも苦手な科目だからこそ、外国語の専門学校で身につけられたらいいなという気持ちもありました。JCFLは毎日ネイティブの先生の授業があり、嫌でも関わることになるので(笑)、必死で聞き取ろうと努力しています。入学当初、TOEICを初めて受けた時は何が何だか分からないような状況だったのですが、藤原先生の『TOEIC対策』の授業がすごく良くて、ノウハウを教えて頂いたお陰で半年で100点以上アップしました。冬休み明けにもまたテストがあるので、プラス80点を目標にしています。
オープンキャンパスのアシスタント
オープンキャンパスなどのお手伝いをするスチューデントカンパニーという仕事をやっています。オープンキャンパスに来た方のご案内をしたり、自分の体験談をお話したり、夏休みのエアラインセミナーでは高校生と一緒に空港見学に行ったりもしました。授業で習った敬語や立居振舞い、案内の仕方などを実践できるのでとても勉強になります。でも、バレエ教室で生徒に教えていた時とは違って、目の前にいるのは先生方や初めて会った方達なので、緊張してしまって。敬語や文章の構成に気をとられてしまうんです。まだまだこれからだなあと思います。
BEFORE & AFTER
入学前は年齢差にちょっと不安がありました。バレエ教室でもずっと年下の子は好きでかわいがっていたのですが、1つ下って微妙な年齢差だな〜と。でも入ってみたらクラスの雰囲気はとてもいいし、全然差を感じないですね。今は安心できる存在。お互いどんな道であってもやりたい事にたどりつけるように頑張ろうね、と思える関係になってきました。それからお店などでサービスを見る目が変わりました。エアライン科で敬語を始め接客術を学んでいるので、目が肥えてきてしまったというか。笑) 「自分だったらこういうサービスするのにな」とかすぐ考えてしまうんですよ。
理想のキャビンアテンダント
人にサービスをするって自分の誠意を見せることだと思うんです。お客様には色々な方がいて、同じサービスをして満足する方としない方がいますが、常に精一杯の誠意を持って接することのできるキャビンアテンダントになりたいです。経験を重ねても初心を忘れず、常に温かみを持ってやっていきたいですね。お客様だけでなく、同僚に対しても同じ姿勢でありたいです。バレエを教えていた時の経験から、どんなに自分と合わない人からでも学ぶことやためになることがあると教えられたので、自分と関わっている人には感謝していきたいと思います。
エアライン科に興味のある人へ
航空業界や接客業を目指す方には、「絶対エアライン科にするべきです」と言いたい!英語や専門的な知識はもちろん、毎日のスーツ登校で気を引き締め、社会人として必要な心構えを真剣に学ぶことができます。やるべき事が多く大変な時もあると思いますが、1人ひとりに親身になって全力でバックアップして下さる先生方が沢山いらっしゃいます。何より、同じ目標に向かって楽しい時も辛い時も、分かち合い励まし合える沢山の友達と出会うことができます。きっと実りある生活を送ることができると思うので、ぜひ一度JCFLのイベントに参加してエアライン科の雰囲気を味わってみて下さいね。