アメリカでブームの"zine"という形態の小冊子。アーティストの落書きを集めたようなもので、その人のパーソナルな部分に触れられるので人気。本屋さんで6ドル前後で売っている。これはNikyさんのzine
作品の作り方が変わりました。ロン芸では、作品で一番大切なのはコンセプトだと教わってきたので、全てに理由付けが必要だったんです。いつも悩んで悩んで作品を作っていたので、作品を生み出すのって辛いもんだと思っていたんですよ。でもMikeは完璧に考えて作り上げたものよりも、無意識的な所から出てくる落書きのような作品を評価してくれて、楽しんでくれて。「楽しくやればいいんだ」と思ったら、作品づくりがそれからすごく楽しくなったんですよ。
それまでは鉛筆で下書きをして丁寧に書いていたのですが、アレコレ考えすぎると作品の大切な部分が見えなくなってしまうので、今は一切下書きせずに描いてます。素材もクレヨンやアクリル、鉛筆など様々で、絵の具を拭いて捨てようと思っていた布を使ったりすることもあります。いろいろな物を壊したり、組み合わせたりして作っています。