■JALスカイサービス グランドスタッフの先輩が後輩たちにアドバイス

 エアライン専科では、エアライン業界で活躍する卒業生を招き、就職活動中の後輩へ向けてアドバイスや現在の仕事の様子を語ってもらっています。今回は、昨年3月に卒業し、現在JALスカイサービスのグランドスタッフとして働く原田さんが来校してくれました!仕事の楽しさも辛いところもざっくばらんに答えて下さり、グランドスタッフの新たな魅力を学生たちに沢山伝えてくれました。

Q 現在の仕事の内容について教えて下さい

A 成田空港のJALのチェックインカウンターでチェックイン業務をしています。私はグランドスタッフというと、‘トランシーバーを持って空港を走り回るお姉さん’というイメージがあったので最初はギャップがありましたね。私が今一番好きな仕事は、“ファミリーサービス”のアテンドをさせてもらう仕事です。これは1人で飛行機を利用するお子様や高齢の方のお手伝いをする仕事なのですが、具体的にはラウンジから税関や免税店でのお買い物、そして搭乗口までお付き添いをしたり、到着ロビーからお荷物を引き取り、お子様であれば迎えにきた方にお引渡しするまでお付き添いします。お客様と沢山会話ができるので本当に楽しんでいます。

JALスカイサービスグランドスタッフの先輩が就職活動中の後輩たちに向けて体験談やアドバイスをくれました

Q 女性が多い職場の雰囲気はいかがですか?

A すごくいいですよ。先輩と後輩も仲が良く、和やかなムードです。私は社員寮に住んでいるのですが、隣の部屋に同期が住んでいるので、一緒に食堂へ行ったりお風呂に行ったりと、毎日が修学旅行みたいです。笑) 仕事で嫌なことがあっても共感してくれる仲間がすぐ傍にいるというのは心強いですね。 

Q グランドスタッフの仕事の大変な点、またメリットはどんなところですか?

A 辛いのは早起きですね。早番の日だと7時出勤なので、5時には起床して準備をします。顔の筋肉がまだ動いていない内にお客様の前で笑わなくてはいけないのが大変かな。でも、早番→休み2日→遅番というシフトの時は丸3日は休みがあるので、国内旅行や近場の海外旅行に行けるのが私達の特権だと思います。先輩方も旅行好きの方が多いので色々な情報を教えて頂けますし、体験搭乗制度などもあるので旅行には行きやすい環境です。仕事では、時折理不尽と感じるクレームやきついお言葉を頂戴することもありますが、「仕事大変だよね」とか「またJAL使うからね」というような言葉をかけて下さるお客様もいらっしゃるので、‘またがんばろう!’という気になります。次のお客様に笑顔で接するためにも、前のクレームを引きずらず、感情を切り替えることが大切ですね。

JALスカイサービスグランドスタッフとして活躍する卒業生を囲んで

Q エアライン専科で学んでいて役立ったことは何ですか?

A チェックイン業務では2レター、3レターのコードを使うのですが、手際よく処理していくことが大切な仕事なので、授業で事前に習っていて良かったと思います。それから英語。この職場では英語を聞くのは日常茶飯事、英語でしゃべっている時間の方が長いんじゃないかなと思うくらい。使う英単語は大体決まっていて、席や行き先、トランジット、荷物に関するやり取りが多いですね。チケットや超過料金の説明となると複雑で大変ですが、お客様の方もつたない英語でも理解しようとして下さるので、エアライン英語の授業で習う単語をちゃんと覚えていればまずは大丈夫だと思います。

Q グランドスタッフを目指す後輩へのメッセージ

A 就職活動では、面接を楽しもうとするくらいの余裕を持てるといいと思います。就職活動中はもちろん誰にでも不安はありますが、その気持ちをひきずっていると表情や言動のどこかしらにネガティブな部分が出てきてしまうので、‘憧れの企業の人と話せる’とか‘自分の熱意を伝えるための場’と考えて臨んでみてはどうでしょうか。面接は慣れしかないので、山崎先生にお願いして面接練習の時間を作って頂いたり、また、JCFLには全身鏡などの充実した施設もあるので、活用して表情や立居振舞いを磨いて頑張って下さい。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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