更新日09.3.31
バックナンバー

■中国留学を終えたばかりの先輩たちにインタビュー!

アジア・ヨーロッパ言語科中国語+英語専攻で2年間学び、中国の北京師範大学に留学した学生たちが来校してくれました。現地でのキャンパスライフや今後の目標についてインタビューしました!

中国留学、北京師範大学留学
北京師範大学
アジア・ヨーロッパ言語科 07年3月卒業
東京都立三田高校出身
中国留学、北京師範大学留学
北京師範大学
アジア・ヨーロッパ言語科 07年3月卒業
神奈川県立二宮高校出身

★海外や日本、様々な業界で活躍する先輩達のインタビュー一覧>>
アジア・ヨーロッパ言語科中国語専攻卒業後、中国留学をした学生

Q 中国語を勉強してみようと思ったきっかけ、そして留学を決心するまでの流れを教えて下さい

窪島 漢字が好きだったんです。字のカクカクしている感じとか、組み合わせで意味が成り立っているところとか。やっぱりその文字が生まれた国のことについて勉強したかったので、最初は大学の中国語学部に進もうと思っていたんです。でも受験がうまく行かなくて、その時に専門学校で中国語が勉強できるということに気付きました。勉強を始めて1年くらい経った時、もっと勉強したいな、卒業後は留学しよう!と思いました。

黒髪 私の場合、両親が中国人なので、耳は慣れていたのですが、基礎的な知識がなかったんです。ピンインという中国語の発音のスペルのようなものも書けませんでした。だから高校卒業後に直接行く勇気はなかったんです。大学受験は失敗してしまったので、日本の専門学校で2年間学んで、中国に留学しようと思いました。当時は英語も頑張っていたので、英語も中国語も両方できるという所に惹かれて、JCFLに入学しました。

Q アジア・ヨーロッパ言語科で勉強して良かったと思うのは、どんな点ですか?

窪島 授業が少人数だったこと、基礎から一つ一つ学べたこと。あとは、中国の別の場所に留学した子が何人かいたので、行く前や行っている間も色々と情報交換できたことです。

黒髪 クラスが少人数制だったこと。だから、授業では毎回絶対に当てられるんです。準備は大変でしたが、日本で語学の勉強をしていて、発言する機会があるというのはすごく貴重なことだったと思いますね。ピンインが分かるようになって、今まで音として聞こえていただけの中国語が、漢字を見ても音が分かるようになったのは楽しかったです。あとは、就職のためのガイダンスがあったので、私は卒業後に留学すると決めていましたが、日本で就職をする子たちの就職活動に対する熱心さや流れが見られたことが良かったです。これから自分も就職活動をしなくてはいけないので、参考になると思います。

Q 北京師範大学での勉強、キャンパスライフについて教えて下さい

窪島 聴解や中国語会話、文法、新聞読解の授業などを取りました。留学してすぐの頃は、相手がゆっくり話してくれないと理解するのが大変でしたが、後半は普通の会話のスピードで分かるようになってきました。クラスは半分が韓国人で、あとはヨーロッパやアメリカ、タイなどの人でした。一緒にご飯を食べにいったり、週末やテストの後は打ち上げをしたり。アジアの人とはやはり感覚が近いというか、仲良くなりやすかったですね。

黒髪 窪島さんとほぼ同じ内容ですが、私は聴解の代わりに、中国の古文と現代文を勉強しました。でも楽しかったのは、中国語を媒体として、異文化交流ができたことです。国ごとにスピーチをすることがあったので、他の文化に興味が湧きましたし、会話の練習につながりましたね。あとは、私は中国人大学生と一対一で行う「相互学習」というサポート制度も利用していたので、宿題を教えてもらったりするだけでなく、文化や習慣なども教えてもらえて勉強になりました。

Q 留学を終えて、今後の目標は何ですか?

窪島 まずは今できることをやろうかな、と思っています。服や雑貨に興味があるので、販売の仕事を探してみます。少し余裕ができたら、留学中にできた中国の友人を訪ねたいです。

黒髪 留学で得たものは基礎に過ぎないと思っています。そこから先の専門知識は自分で学んでいって、いつかは翻訳や通訳ができるレベルになりたいです。まずは中国と貿易関係や交流のある会社に就職したいと思っています。機会があれば海外勤務もしてみたいです。

Q 中国語や中国留学に興味のある人へ

窪島 中国に留学する、と漠然と考えるのではなく、中国のどこに行きたいかということをきちんと考えた方がいいと思う。例えば、北京は歴史的建造物が沢山あるし、上海なら都会っぽい雰囲気の中で生活ができるし、と都市によってスタイルが大きく変わってくるので。中国では、自分から適応しようとする努力をしないといつまでも馴染めないので、そういう意識を強く持って頑張ってください。

黒髪 自分から動かないと何も始まらないと思う。中国は特に、大学の敷地内に寮もお店もあるので、自分から色々な所に出て行かないと世界が広がらないんですよ。日本とは環境がずいぶん違うので、何も無いところから楽しみを見つけ出せるようになることが大切だと思います。


アジア・ヨーロッパ言語科ページトップへ
JCFLホームへ
〒161-0033東京都新宿区下落合1-5-16(入学事務局) TEL:03-3365-6141JR・西武・東京メトロ 高田馬場駅 徒歩3分
コピーライト