■オーストラリアの大学で海洋生物学を学ぶ卒業生が来校！

Ｑ　海外の大学に留学しようと思ったきっかけは？

Ａ　小学生の頃からイルカが好きで、高校生の時には大学で海洋生物学を学ぼうと決めていました。最初は日本の大学に行こうと思いましたが、自分の希望に合う大学がなく、インターネットで色々調べていてJCFLのドルフィン・動物ケアコースのことを知りました。説明会で留学の話を色々と聞くうちに、大学でより学問的なことを学びたいと思い、オーストラリア留学科への進学を決めました。

Ｑ　JCFLでの1年間はどうでしたか？　

Ａ　色々なバックグラウンドの人が集まっていて、楽しかったですね。高校は理系のクラスだったので、英語で行われる授業は最初きつかったです。特にスピーキングはまったく話せませんでした。でも先生が、学校以外のことはやらなくて大丈夫とおっしゃっていたので、とにかく学校の予習、復習を欠かさずやりました。そして次第に授業のペースにもついていけるようになり、アイエルツも6.0を取得することができました。

Ｑ　今大学で勉強していることについて教えてください

Ａ　ジェームズ・クック大学で海洋生物学を学んでいます。科学や生物学など、ほとんどの科目で講義の他に1回3時間の実験があり、週5日びっしり授業で埋まっていますね。実験では、講義で学んだことを実際に自分の目で確かめるので、内容をより深く理解することができます。グループに分かれて行われるので、参加している感じがして楽しいです。試験前のスタディ・ウィークは、朝9時から夜11時まで図書館で勉強し、試験前日にはさらにコンピュータ室で朝まで勉強、という生活でした。頑張った甲斐あって、先学期は良い成績を修めることができました。好きなことなので、勉強は苦ではないですね。自分から知りたい、勉強したいと思います。

Ｑ　これからの目標を教えてください

Ａ　まずは残り2年半でちゃんと卒業することです！また、自分の幅を広げるために、副専攻で環境学などを学びたいと思っています。卒業後は日本で、イルカや海洋生物に関わるフィールドワークに携わりたいです。ドルフィンセラピーなどにも興味がありますね。

Ｑ　オーストラリア留学を考えている人へのメッセージ

Ａ　せっかく留学するなら、機会を生かしてください。私も、色々な人と出会い、色々な生き方を見ることで以前より人に対して寛容になった気がします。ルームメイトなど、習慣の違いに驚くこともあると思いますが、文化や育った環境が違うのだからそれは当然。自分をしっかり持って、周りの考えも受け入れることでお互いに理解できるようになり、自分の視野も広がります。また、オーストラリア中にJCFLの仲間がいて、困ったときに相談に乗ってもらったり、とても頼りになります。このネットワークはとても心強いです。