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オーストラリア留学科
更新日2006.4.12

■オーストラリア、タスマニアで環境NGOを立ち上げた卒業生来校!


宮崎県立小林高校出身
2002年 JCFLオーストラリア留学科卒業
2002年 オーストラリア タスマニア大学進学
2005年 タスマニア大学 人文学部哲学・中国語専攻修了
現在 松下政経塾への入塾を目指して勉強中


宮路さんにインタビュー♪

Q 留学を考え始めたきっかけは?

A 中学生の頃から環境ホルモンや森林伐採などの環境問題に関心があり、高校生の時には大学で環境学を学びたいと考えていたのですが、当時は環境学に力を入れている大学が日本にはあまりありませんでした。欧米ではその分野の研究が日本よりはるかに進んでいて、いい大学もいっぱいあると聞き、「どうせやるなら最先端の学問を学びたい!」と思い、留学を決意しました。

Q 留学するにあたって、JCFLの留学科を選んだ理由は?

A JCFLの学校案内にはたくさんの魅力的なカリキュラムや留学に関する情報が載っていたので、ここなら渡航先の研究や英語力の向上など、留学準備がしっかりできると思ったので、入学を希望しました。

Q JCFL留学科の学生生活でよかった点を教えてください

A 留学科では各留学先のネイティブの先生が授業を担当するので、語学力アップにとても役立ちました。勉強以外の点では、JCFLは世界中にたくさんの提携校があるので、留学先の選択肢や情報が豊富でよかったです。

Q タスマニア大学ではどんな勉強をしたのですか?

A オーストラリアのタスマニア大学は環境学の分野で研究が盛んな点、そしてタスマニアは世界的にユニークで類のない生態系がある島であるという点でタスマニア大学で環境学を専攻することを決めました。1年生の時には環境学を文化と科学の両面から学んでいたのですが、学問を深めていくにつれ、環境問題の根源は人間の考え方にあると思い始め、2年次以降は社会学、環境哲学、倫理学に関心が広がりました。そして、最終的には哲学を専攻しました。

Q 在学中に環境系のNGOを設立したそうですが・・・?

A  タスマニアは素晴しい自然で知られていて、世界中からサーフィンやトレッキングなどアウトドアスポーツや自然を愛する人々が集まります。僕自身キャンプやサーフィンなど、タスマニアの自然を満喫しました。しかし、タスマニアの自然は過度の森林伐採などによって深刻なダメージを受けていて、現地では大きな社会問題となっているということを、僕は現地に留学をして初めて知りました。しかも、伐採されウッドチップとなった木の9割が日本に送られているのに、僕を含めほとんどの日本人はそのことを知らない。

この問題に対して「僕たち日本人が目を向け、耳を傾けなくては」という思いから留学生やオーストラリア人の友達を集めて「ECHO」というNGOグループを立ち上げました。タスマニアの環境保護団体や大学教授、日本のNGOの環境保護団体と連携しながら、環境への意識を高めるための活動をしました。

Q オーストラリア留学を終えて、これからの夢は何ですか?

A 留学中のさまざまな経験を通して、環境問題や社会問題のない平和な社会を自分たちで創っていきたい、と強く思うようになりました。その夢に一歩でも二歩でも近付くために、まずは松下政経塾に入って勉強することが現在の目標なので、現在は入塾に向けて準備中です。

Q オーストラリア留学をして良かったと思えることは?

A日本ではできなかった勉強、生活、友達との出会い、余暇の過ごし方、物の考え方ができたこと。例えば、大学のクラスにはいろいろな人種、年代の人がいて、異なった視点やユニークな発想に刺激を受けました。留学中の4年間で、そうした多様な価値観や意見に目を向けながらも自分の考えを確立できるようになったのは、本当に大きな成果であり、自信になりました。

Q 留学を考えているみなさんに一言!

A 青春時代を海外で過ごすという経験は一生に一度しかありません。「新しい経験」、「新しい視点」、「新しい出会い」、早い時期にいろいろなことを吸収することは本当に貴重です。ぜひ挑戦してください!

 

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