Q イタリア留学のきっかけは?
A 2002年のワールドカップです!イタリア人サポーターたちのあまりの明るさに衝撃を受けてしまって、‘何だこの人たちは!’と衝撃を受けました。どんな人たちなんだろう?どんな所で育つとこんな風になるんだろう?早く実際に見てみたい!と、どんどん興味が湧いてきて、ワールドカップが終わった後にはNHKのイタリア語講座のテキストを買っていましたね。(笑)
Q イタリア留学コースを選んだ決め手は?
A イタリア留学について調べるうちに、まず大学の交換留学は定員枠も狭く、行く時期も3年次か4年次だということがわかりました。自分は今すぐにでもイタリアに行きたいし、一般教養でなくイタリア語だけを集中して勉強したかったので、とても我慢できないなと思いました。たまたま友達の付き添いで学校見学に来たJCFLが、自分が行きたいと思っていたペルージャ外国人大学と提携校であることを知り、これはいい!と。留学準備が全て整うところもぴったりでした。
Q ペルージャ外国人大学ではどんな勉強をしたの?
A レベル別に5段階のコースに分かれていて、abcレベルから始まり、使う教材が絵本から段々と新聞記事、易しい歴史の本と徐々に難しいものになっていき、最終的にはイタリアの近代史や美術史、映画史、演劇史、経済などの教材を読めるようになります。先生方はジェスチャーもすごく豊かで明るくて、オペラの授業で突然歌いだしてしまうこともあるんです。外国人留学生に対する思いやりも深くて、先生にはとても恵まれたなあと思いますね。
Q JCFLで準備をして良かったことは?
A イタリア語は時制がいろいろあるし、文法や単語を覚えるのが大変なのですが、イタリア語コースでは文法の授業も堅苦しくなくて、わからないところもすごく質問しやすい雰囲気だったんです。質問することを恥ずかしいと思わなくなりましたし、授業では自然に発言できるようになっていたので、現地へ行ってからすぐに授業に集中できましたね。授業の合間に、ネイティブの先生や現地での生活経験がある先生がイタリアの現地事情などを話して下さるのですが、イメージと違って驚くことばかりで楽しかったです。現地に行く前に、現実をある程度知っていて良かったなと思います。
Q イタリア留学をして気付いたことは?
A イタリアでは、あまり収入が無くても家族があればそれでいい、仕事より何より家族が一番!という認識が当たり前のようにあって、みんな人との関わりや家族との会話をとても大切にしているんです。お父さんの帰りが遅くなっても絶対に先に食べずに、帰るまで待ってからみんなでご飯。すごく温かい感じがしました。私も家族を大切にしたいと考えるようになりました。それと、クラスには世界の色々な国から学生が集まっていて、イラクやアフガニスタン、イスラエルなど宗教が違ったり紛争中の国の学生もいたのですが、みんなお互いとても仲が良かったんです。議論になることはあってもお互いの違いを認め合えたし、話し合えた。どうして戦争しなくちゃいけないんだろう?と今世界で起きている問題を深く考えるようになりました。
Q 将来の夢や今後の目標は?
A 大きい夢ですが、イタリアで働くこと。輸出入やガイドができたらと考えていますが、今はまず日本で少しでもイタリアに関連する仕事に就きたいと思っています。イタリア語は、イタリア人と問題なくコミュニケーションが取れるようにはなりましたが、もっとブラッシュアップさせてイタリア人並みにしゃべれるようになりたいです。それと、次にイタリアへ行くまでにもっとイタリアの歴史や宗教について深く勉強していきたいです。
Q イタリア留学を考えている人へメッセージ
A イタリアは19世紀に統一されるまで色々な国々の集まりだったので、北に行けばドイツ系、南に行けばアフリカ系やギリシャ系の要素が近いイタリア語になり、お互い方言を使って話すと通じないことがあるそうなんです。イタリア語の先生が「イタリアは10キロ離れると風景も言葉もガラっと変わる。休みの日は勉強はいいから、とにかく旅をして見て来なさい」と言ってくれて、ローマ、ミラノ、ナポリ、シチリア島、ヴェネツィア、フィレンツェ、ピッサetc・・・沢山の街へ行きました。初めは辞書を引き引きでしたが、失敗は次に活かそう!という気持ちで大学でも旅先でも沢山の友達ができました。迷うよりも、イタリア留学コースで準備をして、あとは現地に飛び込んで自分で感じながら身につけていくことが大切だと思います。
