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昨年英国大学留学科を卒業し、現在イギリス・マンチェスターで音楽業界やジャーナリズムについて学ぶ先輩が、UKの音楽サイト『Glasswerk Manchester』でバンドのレビューを担当しています!イギリスの音楽業界で活動する岩本君に、レビューや留学について話を聞きました。
岩本君のトピックスは留学現地レポートでもチェックできるよ! |
A アルバムやライブのレビューを取り扱う『Glasswerk Manchester』というイギリスの音楽サイトにレビューを書いています。『Glasswerk Manchester』はイギリス全土をカバーできるように、それぞれの街に特化したサイトを持ち、その街独特の音楽シーンを取り上げています。
自分は月に2、3回ほどライブに行き、レビューを書いています。有名なバンドについて書くこともあれば、デビュー間もないバンドのレビューを書くこともあります。また、今後はデモ音源(曲の制作段階で試作として仮録音したもの)についてのレビューも並行して行うように言われました。
★気になる人は『Glasswerk Manchester』のサイトで岩本君のレビュー(もちろん英語!)をチェック!
岩本君が撮ったライブの1枚 |
A 自分が通っているシティ・カレッジ・マンチェスターの『Music & New Media Management』コースでは、普段の授業の他に“Work Placement”というものがあります。これは自分の興味のある分野(音響、ラジオ、プロモーターetc)に対する知識を身につけるため、学校外の時間で実際にそのような職場で仕事をするということです。Work Placement専門のTutorが、学生1人1人と面談をして、学生に合った職場を紹介してくれます。自分はジャーナリスムに興味があるので、アルバムやライブのレビューを取り扱う『Glasswerk Manchester』を紹介されました。
A 昔からイギリスの音楽を好んで聴いていました。高校生の時くらいから、音楽業界で仕事をしたいと強く思うようになりました。自分は楽器が弾けないので、音楽を紹介・評論するメディアを志すようになりました。イギリスには、ビートルズやパンクロック、80年代後半のレイブカルチャー(ダンスミュージックのシーン)など、有史以来文化と強い結びつきを持つ音楽のシーン、そしてそれを良くも悪くも扇動するメディアの存在というものがありました。自分はそういった移り変わりの激しい音楽シーンを持つイギリスならば、いろいろな視点から音楽に関わるメディアについて勉強できるのではないかと思い、留学を目指すようになりました。
A JCFLでは担任だった藤原先生をはじめ、たくさんの先生方から、大学で勉強するために必要な知識だけでは無く、留学に対しての心得のようなものを教えて頂きました。在学中の時間のほとんどは、IELTS対策の授業でしたが、そのような授業を通して結果的にIELTSのスコアだけでは無く、イギリスの大学で必要とされるライティングやリスニングを鍛える事ができたと思います。
A まだまだ、英語力不足を痛感するような場面に出くわす事が多々あります。今後は大学での勉強だけではなく、現在のWork Placementを通して、自分の英語力を向上させ、より多くの経験を積んでいきたいと思っています。学生としての生活をしながら、音楽業界の最先端の現場で活動できるという経験は、将来のためにもきっと価値のあることだと思います。まだ具体的な将来の夢というのは、思い浮かべる事が出来ないというのが正直なところです。ただ、今の大学では学生に対して、たくさんの選択肢・チャンスを提供してくれるので、今はその中から多くのことを貪欲に吸収し、将来自分が後悔することのないような仕事がしたいと思ってます。