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アメリカ留学科
更新日 2006年4月22日

■アメリカ留学後、PRスペシャリスト経験を活かして起業を目指す卒業生来校!


アメリカ留学科1995年度卒 神奈川県立希望が丘高校出身
1998年 アメリカ ワートバーグ大学コミュニケーション学科ジャーナリズム専攻修了
卒業後 アメリカ系IT関連メーカーのマーケティング本部でメディア・リレーションズ・スペシャリストとして8年間勤務
2006年 早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科 国際経営学専(MBA)進学 

山下さんにインタビュー♪

Q 留学を考え始めたきっかけは?
A高校のクラスメート達が脇目も振らずに受験勉強を始めるのを見て、「自分が本当にしたいのはコレなのか?」という疑問が湧いてきて、「何か人と違うことがしたい!」と思いました。そして、自分が学びたいと思っていたジャーナリズムや報道の分野で一番進んでいるのがアメリカだったということもあり、アメリカ留学を決めました。

Q 留学するにあたって、JCFLの留学科を選んだ理由は?
A 高校を卒業してすぐにアメリカへ留学するのは精神面でも英語力の面でもかなり不安があったので、日本でワンクッション置いてからアメリカ留学する道を選びました。留学のサポートを行っている学校の説明会に参加したりいろいろ調べたりしましたが、その中でJCFLはオープンキャンパスが充実していて、しっかりした学校だな、という好印象を受けました。それと、JCFLで1年間学習した分の単位を留学先の大学に移行できる、というメリットがあったので入学を決めました。

Q 留学先ではどんなことを勉強しましたか? 
Aワートバーグ大学のコミュニケーション学科でジャーナリズムを専攻しました。授業は、新聞の編集やラジオプロダクション、テレビプロダクションなど、実際の仕事と直結する内容だったのでとても面白かったですね。

Q 留学先の大学ではコラムニストとして活躍されたそうですが・・・?
A正直、不安はたくさんありましたが、辞書を片手に教授に英文をチェックしてもらったり、励まされたりして2年ほど大学新聞のコラムを書き続けました。留学生の目から見たアメリカ社会や日々の疑問などには多くの反響があり、この仕事を通じていろいろなコミュニケーションを取ることができました。こうした活動をしていたこともあって、在学中にはいろいろな賞をもらいました。最優秀留学賞や全米大学優秀学生リストや学生推薦の優秀賞などです。

Q アメリカ留学中の就職活動はどのように進めましたか?
A大学3年の時にボストンで行われたキャリアフォーラム(就職説明会)に参加したところ、数社から内定を頂いたので、それ以降は特に就職活動はしませんでした。

Q 現在のお仕事について教えてください
Aアメリカ系IT関連メーカーのマーケティング本部でメディア・リレーションズ・スペシャリストとして主にマスコミ対応を担当しています。具体的には、本社がアメリカの会社なので世界規模でメッセージの一貫性を保つために、会社のニュース原稿作成、ニュース翻訳、マスメディア(例えば記者クラブや共同通信、自社Webなど)への情報発信、マスコミからの問合せを記事掲載、という一連の流れに責任を持っています。また、記者会見を開催したり、プレスリリースを発行し、会社のニュースを積極的にマスコミに提供することで、最終的に会社の認知度や信用を高める役割も担っています。

Q アメリカでの留学経験が現在の仕事に役立っている点は?
A私の場合、アメリカ留学で学んだことが100%活きていますね。ジャーナリズムの授業で学んだ取材活動のノウハウやジャーナリズム理論は、記者対応を行う上でとても役に立っています。授業で学ぶ知識だけでなく、留学生活を通して欧米人特有の考え方や哲学に触れていたことも、様々な場面で有利に働きました。例えば、アメリカでは積極的、合理的かつ論理的なコミュニケーションが好まれます。これらのポイントを押さえたアプローチをすることによって、高い社内評価を得られたり、本社からプロジェクトのサポートを受けられたり、ということがありました。

Q MBA進学をなさるそうですが、進学のきっかけと、将来の夢は何ですか?
A進学の理由はいろいろありますが、大きなきっかけは現在の仕事で重役クラスの方と関わったことだと思います。経営者は、ビジネスのあらゆる要素を加味し、大局的な見地から経営判断を下します。常に経営者の取材に同席し、経営理念や戦略を生で聞くにつれ、私もマスコミ対応といった特化した分野だけではなく、経営全般について学びたいと考えるようになりました。

将来は、PRスペシャリストとして経験したこととビジネススクールで学んだことを活かして、経営課題としてのコミュニケーション(株主との関係の構築や企業価値を高めるコーポレートコミュニケーションなど)のコンサルタントになりたいと思っています。

Q 留学を考えているみなさんに一言!
A留学するには体力もいるし、高額な費用もかかります。しかし、苦労して手に入れた知識や経験は、たとえ就職に直接結びつかなくても、自分に蓄積され長くとどまります。私はアメリカ留学を通して、物事の答えは一つだけでなく、角度を変えてみることで違った答えが導き出されることがあるということを学びました。これが国際感覚と言われるものだと思います。チャンスがあるなら、是非これらのことを経験してみてください。

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