ニューヨークの旅行代理店に内定が決まった卒業生をご紹介します!高校野球児だった中田くんは、本場アメリカでスポーツの可能性を知るために留学。内定した会社は、スポーツ観戦の手配等も行う旅行代理店です。
成功する留学とは?学んだことを活かして海外就職を叶えた中田くんにインタビューしました。
★留学するまでの流れについては前回インタビュー>>
ニューヨークの旅行代理店 就職
NY州立大学コートランド校スポーツマネジメント専攻卒
08年8月 NY州立大学コートランド校編入
08年5月 NY州立大学モリスビル校卒業
アメリカ留学科 06年卒業
大阪・近畿大学附属高校出身
A 日本人を対象に、アメリカを始め世界各地で行われるスポーツの試合や大会のチケットを手配する会社です。もちろん、ニューヨーク観光の手配も行っています。
きっかけはインターンシップ先探しです。僕のコースでは、十数週間のインターンシップが必修なのですが、インターンシップ先は自分で見つけなければいけないんです。長期募集しかしていないということで、その時はご縁がなかったのですが、インターンシップ先のJTBニューヨーク支店と近い距離にあったのでお邪魔して旅行業界についてのお話を聞かせて頂いたり、大学に戻ってからも時折ご連絡をさせて頂いていたんです。
就職活動はメジャー、マイナーの球団をあたっていたのですがうまくいかず、どうしようかと考えていた時に内定先の社長から声をかけて頂きました。僕のポストに50名の志願者があったと聞き、びっくりしました。OPTという1年間のビザでスタートし、半年程経ったところで3年間の就労ビザに切り替えてもらうことになります。
A ニューヨークという街は眠らない街と言われているだけあって一種独特で、「ニューヨークが大好きです!」と面接では言っていた人が、実際に住んで働き始めると心身ともに持たなくなって仕事を辞めてしまうケースがこれまでの採用であったそうなんです。就労ビザの手続きなど会社の負担は大きいわけですから、会社としては‘絶対に長く働けて業績にも貢献できる人’が欲しい。その点、僕はアメリカで留学生活を何年もやってきて、インターンシップもニューヨークの同じ業種でやったという点で、信頼できると判断して頂けました。あとは、若さ、選考に至るまでの積極性、高校野球の経験、大学での専攻分野などが良かったようです。
A 大学では、マーケティング、金融、法律、メディア、組織マネジメントなど、スポーツとビジネスに関わること全般について学びました。スポーツのプレスリリースを行う手順や発表文の書き方まで教わりましたよ。
これは授業に含まれていた訳ではありませんが、大学で留学生のケアをしていたことも、仕事につながったかなと思います。自分自身、最初は言葉に苦労したので、同じような立場の人たちをチケットやツアーの手配を通じて手助けできればと思います。
A ただ‘英語がやりたい’だけではダメですね。英語は手段であって、目的ではないので。あとは人と話しこめる趣味を持つことが意外に大切。僕は車好きなので、やはり趣味が合う人が現地でも結構いたのですが、その話の中で分からない言い回しや単語があると知りたいからどんどん調べるし、好きな事だと忘れないんですよ。その他、対人能力、予想外の状況への対応力や考え方の柔らかさ、やる気やポリシーが必要ですね。
A 悩む暇があったら行動しろ!と言いたいです。悩むっていうことは、イコール自分の中で情報整理をすることで、ある段階では必要ですが、自分の中で情報整理をしている間は外からの情報や助言は入ってこない訳ですから。もし、留学について、親にどう話したらいいかとか英語ができないとかで悩むなら、もっと情報を仕入れるべきだと思います。日本外国語の説明会に来てみるとか。最終的に来る来ないは自分が決めることですが、この学校は長年学生たちを送り出してきているのですから、来てみて損は無いと思います。