【国際関係学科「今月の学びレポート」】
Can/ Do Challenge~What did you learn through this experience?

国際関係学科 2年 / 神奈川県立秦野総合高校出身

学科必修科目「World StudiesⅢ」の授業で多民族・多宗教国家について学んでいます。さまざまなグループワークや実践的な活動が多いのが2年次の授業の特徴で、学んだことをすぐに応用する練習ができるようになりました。今クラスではあらゆるイスラム圏の国について学び、その中でも多民族・多宗教国家の面白さにグループ内でも「日本はもっと見習うべきだ」と話し合っています。

Q:あなたのグループはどの国について調べているのですか?

A:マレーシアとエジプトです。より具体的な情報を得るためにそれぞれの大使館に連絡をして、会っていただけるかどうかのアポ取りから始めました。

Q:すぐに連絡が取れるのですか?

A:いえ、まずは学校と学科の紹介、学んでいることなどを英語で説明し、大使館を訪問させていただくことが可能かどうか英文でのメールのやり取りから始めました。マレーシア大使館から先週お返事をいただけた時は本当に嬉しかったです。

Q:先方も英語なんですね。

A:グループで話し合い、授業担当の先生や担任の先生、ネイティブの先生にもアドバイスをいただきました。その都度質問をより工夫し、限られた時間で多くのことを話してもらえるようにしました。

Q:マレーシア大使館ではどのような方とお話ができましたか?

A:パレスワラン一等書記官とその秘書の方が迎えてくれました。

Q:どのようなことが印象深かったですか?

A:パレスワラン一等書記はヒンズー教徒、秘書の方はイスラム教徒と、服装ですぐに判断できることが素敵でした。そして「マレーシアで皆さんが最も誇りに思っていることは何ですか?」と聞くと「私たちの国は多様性があるため、一人ひとりの個性をどの国よりも大切にできる自信がある」と即答してくださり、マレーシアの魅力に触れることができました。

Q:今回の訪問で自信はつきましたか?普段の学習を活かすことはできましたか?

A:すべて英語でのやり取りでしたので、初めはグループ全員緊張して、スムーズに会話ができるのか心配でした。ビジネスマナーの授業で学んだ姿勢や表情、ユニバーサルな一般常識が身についていて、スーツでの立ち居振る舞いにも気を遣いましたが、質問をし、会話を楽しみ、その間も英語や日本語でメモを取りながら充実した時間を過ごすことができました。自信は全員ついたと思います。小さな失敗や聞き取りにくい言葉などに怯えずに、わからないことは何度も聞き返して、言い方を変えながら相手の目を見てしっかり話すことでコミュニケーションは思っている以上にできることを知り、本当に自信がつきました!

Q:今後、他の大使館に訪問予定はありますか?

A:実はエジプト大使館からもお返事をいただけたので、こちらも訪問する予定です。別のグループはパキスタン大使館やトルコ大使館とやり取りをしています。クラス全員で学びを力に変えられている実感をしています。

Q:自分はこの1年で変わったと思いますか?

A:はい。私は実は人見知りで、目立つことがとても嫌いでした。でも国際関係学科に入学して始めたボランティアや授業の活動、他学科のイベントの参加などでどんどん変化している自分がいます。先日もアルバイト先で耳が聞こえない方の応対をした際に「ありがとうございました!次来た時もあなたを探します!」と言われ、一歩踏み出して声をかける勇気の大切さとやりがいを感じました。手話を学びたいと今真剣に考えています。

Q:国際ビジネス科のファッション・ビジネス専攻のファッションショーにも参加していましたよね?

A:モデルとして参加しました。他学科の学生たちとの交流もあり、とても楽しかったです!

世界のさまざまな地域・文化について学び、語学力を身につけたい皆さん!

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*国際関係学科では定期的に「学科の学び」をレポートしていきます!お楽しみに!