8世紀の遣唐使時代から接点があったとされる日本とベトナム。16~17世紀には「朱印船貿易」により交易が盛んに。中部ホイアンには日本人街もできるほど、歴史的にも長い関係性があります。現代においては1973年に日越の外交関係を樹立。ODA(政府開発援助)は日本がベトナムにとって最大の援助国です。経済面のみならず、インフラの整備、市場経済システム移行に伴う法整備、観光でのビザ発給の緩和、文化・学術交流などを通じて、ますます両国の結びつきは密接になる一方。だからこそ「ベトナム語」「ベトナム文化」を学ぶ価値も高まっています。逆にベトナムの学生たちに「日本語」も大変人気です。
「ベトナム五千年の歴史」とも言われるほどの長い歴史を持つベトナムには、数々の世界遺産とともに今でもその伝統が息づいています。一方で、西洋文化や昨今の経済発展が伝統と融合した姿も見ることができ、都市には5つ星ホテルや高級ブティック、フランスの影響を受けた建物や文化が共存。いずれもベトナムの魅力そのもの。JCFLではベトナム語だけでなく、文化についても深く学んでいきます。
固有の言語でありながら、表記はアルファベット(ローマ字)のため覚えやすく書きやすいのが特徴です。
同じ母音や子音でも「そのまま読む」「上がる」「下がる」「下がって上がる」といった6つの声調があります。そのため表記が同じでも声調で意味が変わる単語も。この声調が、リズミカルで歌うような独特の美しさを生み出しています。
かつては漢語文化圏に属し、中国にならって科挙試験も行われていたため、漢字由来の単語も多く、日本人にとって親しみやすいのも特徴の1つです。
JCFL日本外国語専門学校「東南アジア言語(ベトナム語)+英語専攻」では、ベトナム人ネイティブの先生から初歩から丁寧にベトナム語を学び、マスターしていくことができます。詳しくは「理由4」をご覧ください。