英語なんでもQ&A 
Q
英語が話せなくても海外に行けば何とかなりますか?
A 

「百聞は一見にしかず」と言いますが、やはり日本で教科書を広げて何日も勉強するよりも、海外に行って勉強すると、生活そのものが英語漬けになるので、英語の上達は早いと言えます。全く英語が話せなくても、短期の海外語学研修やホームステイなら、学校の夏休みなどを利用してまず行ってみると良いでしょう。大変なこともたくさんありますが、期間限定の体験なの、これまでの自分の英語力を試すよい機会となるでしょう。1、2週間で英語がペラペラになるのは難しいですが、一回海外に行くと、帰ってきてからのやる気が変わってきますし、外国人に対する抵抗がなくなります。

 

しかし、「まず行ってみよう」と言えるのも短期の場合です。長期の場合は少し事情が変わってきます。よく長期留学経験者の話で「行けば何とかなった」という話を聞きますが、実際に何とかなるまでには相当の忍耐と努力が必要です。分からないことを何度も聞き返して舌打ちをされたり、自分の言いたいことがうまく伝わらなくて誤解を受けたり。そういった状態が長ければ長いほどストレスも溜まります。何とかなる前に、英語が嫌いになってしまったり、挫折して帰国してしまう人も少なくありません。また、海外の大学などに進学する場合は、地元の学生とともに授業を受けるので、「日本でちょっと英語が得意」程度では自信を喪失してしまいます。英語力はネイティブに敵わないとしても、少なくとも論文の書き方やスピーチの方法などテクニック的なことはマスターしておくとよいでしょう。事前にきちんと準備をして、英語の基礎力をあげておくことが長期留学成功のヒケツです。

 

 

 

 

 

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