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Q
IELTSってどんな試験ですか?
A 

IELTSは、International English Language Testing Systemの略で、主に英国・オーストラリア・ニュージーランドの大学に留学するための英語力を見るテストです。テスト時間は、リスニング30分、リーディング60分、ライティング60分、スピーキング約10分です。

リスニングは小問40題で、会話内容を理解して正しい選択肢を選んだり、レクチャーを聴いて要約されたメモの空欄や、表の空欄を埋めたりします。記号を選ぶ問題もありますが、聞き取った単語やフレーズをそのまま空欄に書かなければならない問題もあります。発音・イントネーションはブリティッシユ・イングリッシュです。

リーディングは、長文3題です。3題とも700〜900wordsぐらいの長文で新聞雑誌の記事や専門的ではない学問的エッセーなどがテーマです。文系的なテーマだけでなく、理系的なテーマも出題されます。内容理解を問う問題がほとんどですが、細かいデータをしっかり読めていないと正解できない問題もあります。やはり記号を選ぶ問題と、フレーズやセンテンスをそのまま書かなければならない問題も出ます。

ライティングは、2題です。1題は、グラフや表が与えられてそれを英語で説明する問題で150words程度書かなければなりません。もう1題は、与えられたテーマについて250words程度で自分の意見を英語で書いていきます。テーマは、環境・教育・国際化・政治・経済・生活一般の幅広い分野から出ます。

スピーキングは、ネイティブの面接官との1対1のインタビューです。自己紹介、テーマについてスピーチ、ディスカッションの3部構成で実施されます。やはりテーマは幅広いので、どんなテーマであっても一定レベルのスピーチとディスカッションができる英語力が必要になります。

スコアは、0.5刻みで1.0〜9.0までです。大学入学には通常4スキルの平均スコアで6.0が必要です。だいたいこれは、英検準1級レベルになります。

日本外国語専門学校の英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドの各留学コースの学生たちは、日本で1年間徹底的にIELTS対策のトレーニングをして、必要なスコアを取得し、各国の希望する大学や大学予備コースに進学しています。

 

 

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