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英語の勉強も、ただ「好き」とか「やらなければいけない」という義務だけでなく、「モチベーション（motivation・動機)」を持つことが長く続ける上で大切です。つまり明確な目標をもつこと。そして、その目標も長い期間で考えたものと、ある一定の短い期間で考えたものがあると良いでしょう。

長い期間で考えるモチベーションは、例えば将来の目標。「英語が話せるようになって、いつか外国で働きたい」といったようなもの。これも、このままでは単なる「夢」ですが、「いつか」を何歳ごろまでに、「外国」をどこの国で、「働きたい」を通訳をしたい、フライトアテンダントになりたい、旅行会社で働きたい、といったかたちで具体的にすると、夢が「目標」に変わります。「目標」に変わるとより、実現可能なかたちになって、身近になってきます。

短い期間で考えるモチベーションは、色々ありますが、最初は 「次のテストで○○点取るぞ！」といったものや「英検○級取るぞ！」といったものでもかまいません。ただ何となく勉強するよりも、目標が定まるとはかどります。

それではあまりやる気が出ない・・という人には、モチベーションを得るために、まずホームステイなどで海外に行ってみるのもお勧めです。実際に海外というイメージが自分の中でクリアになりますし、そこで友達や家族ができると、「外国人と話したい」という漠然とした考えから「マイケルと車について話ができるようになりたい」「エイミーとファッションについて話せるようになりたい」という具体的な目標が出てきます。

しかしホームステイはお金もかかりますし、誰でも気軽にできるというわけではないので、その他の方法として海外文通もお勧めです。海外ペンパルのサイトでEメールをやりとりできる相手が見つけられるものもありますし、実際に文通相手を紹介してくれる団体（時として有料） などもあります。また、学校に来ているＡＬＴの先生や留学生に知り合いを紹介してもらうのも良いでしょう。海外に友達ができれば、その国について知りたいと思いますし、その子にもっと自分のことを伝えられるようになりたい、と思うでしょう。

それぞれ最終目標は違うと思いますが、モチベーションを持って頑張って勉強してくださいね。