国際ホテル科の先生


森野史郎先生 担当学科 国際ホテル科  趣味:寄り道・野菜作り

先生はどんな人?

趣味はまず、寄り道。家から職場までの電車の駅を全て降りてみたくなるようなタイプです。実際、すでに結構降りてみました。これは、ホテルマンの時にお客様に駅について聞かれることなどが多かったので、仕事から始まった趣味ですね。あとは、野菜作りです。群馬に50坪ほどの畑を持っていて、週に1回ぐらい行きますね。じゃがいも、さつまいも、さといもなどなど・・。(イモばかり?!)ネギなんかもありますよ。この趣味のきっかけも、やはり仕事から。ホテルのフレンチレストランで仕事をしていたことがあるんですが、その時たくさん質問をされる意地悪なお客様がいて(笑)、「このピーマンはなぜ黄色なんですか?」なんてことも聞かれました。そこで、自分で実際に作ってみれば色々とわかるんじゃないかと思ったんです。採れた野菜はご近所に配ったりもします。


ホテル業界へ

小さい頃から「食べること」が本当に大好きで、将来何になりたいか聞かれた時に「うなぎとおすしと天ぷらが好きなだけ食べられる仕事をしたい」と言ったそうです(笑)。ホテルを目指したのは、ホテルにたくさんのレストランが入っているから。・・なんて言っていいのかな。私がいたのは新宿のセンチュリーハイアットとホテルニューオータニ。最初にホテルに就職が決まったとき、自ら希望して一番難しいフレンチレストランに配属されました。それから、ハウスキーパー、ベル、フロント、ブライダルなど、ホテルの中の宿泊・料飲・宴会と呼ばれる3つの仕事、全てを経験しました。それから人事の仕事もしたことがあります。採用や新人の教育といったことをしていました。(その経験が今現在活かされている!) 一番印象に残っているのは、2年ほど携わったブライダルの仕事です。1人のお客様に接客する期間が半年から長くて1年と、ホテルの他の仕事とは異なります。(フロントは約60〜90秒、レストランなら2時間程度。)その分、お客様とすごく親しくなって、結婚式までには友達のような関係になっているのです。結婚式の日にさりげなく私の好みのものを聞いて、それをプレゼントしてくれたカップルもいましたし、「子どもが産まれました」とか、いまだに年賀状をくれるカップルもいます。

ホテルのお仕事の魅力は?

パーソナルサービスという言い方をしますが、定型のサービスではなく、お客様一人ひとり臨機応変なサービスをするところですね。一日たりとも同じ日はありません。毎日がドラマチック。日頃会えないVIPにも会えます。私は旧ソ連のゴルバチョフやペルーのフジモリ大統領、売れる前の木村拓哉なんかも見たことがあります。あとは結婚式の司会で徳光さんとか福沢さんにもお会いしたことがあります。一度、男性がジャニーズ、女性がアイドルというカップルがウェディングの相談に来たことがあって、対応したこともありますよ。マスコミに報道される前のことでした。

ホテルで英語は必要?

ホテルの平日のお客様6〜7割が外国人。英語を話せる、話せないの問題ではなく、話さなければなりません。私は英語が苦手だったので、大変でしたね。でも、英語を話したい人にとっては、とても良い環境だと思います。英会話の先生があちらこちらにいるんですから!私は大学の時にインドネシア語を勉強していていたので、インドネシアやマレーシアのお客様がいらっしゃった時にはとても役立ちました。他のスタッフにも私がインドネシア語ができることを伝えておくと、何かあった時に呼んでくれるんです。お客様は私がインドネシア語を話せるなんで思っていないので、最初他の言葉だと思って聞いているんですが、インドネシア語と気づいて驚くと同時に喜ばれたりもしました。


どんな人にホテル業界は向いていますか?

人と会って話すことが好きな人、おもてなしをしたい人、そして「ありがとう」と言われたい人ですね。

JCFLの学生はこんな学生

元気で明るいです。そして、物怖じしない。例えば帝国ホテルでインターンシップなんていうと、普通は緊張してしまって手が挙がらないんですが、「やりたい!」と手をあげます。「ヤル気先行型」とでもいいましょうか。今できなくてもやってみる、という指導方針も反映されていると思いますが。 

学科アピールをお願いします

JCFLではホテルで8年(森野先生)、海外のホテルで6年半(岩切先生)と経験をつんだ接客のスペシャリストが必ず皆さんの担任になります。プロの外部講師で、授業が終わったらすぐ帰ってしまうということはありません。まさに24時間365日体制です。また一部の学生だけでなく、みんなが一流のホテルにインターンシップに行けるというのも魅力。JCFLという流れるプールに乗ってもらえれば、みなさんをゴールまで導きます。その代わり、ちゃんと毎日学校に来てください。
2007年までに都内に今ある35000の客室が外資系などの進出により40000室にまで増えます。まさに来年入学を考えている皆さんたちは、就職のピーク。またブライダル業界も、レストランウェディング、ハウスウェディングなど多様化しているので、活躍の場も広がっています。JCFLでは、大学生や社会人の方でホテル業界に就職したいと考えている人も歓迎です。2年間JCFLに在籍して準備をしてくれれば、25歳以上でも中途採用などで充分に可能性があります。

国際ホテル科TOPへ

国際ホテル科へ