韓国・済州大学
交換留学レポート

[ 2017:vol.13 ]

最後の文化体験授業。
大人気の舞台も
鑑賞しました!

2018

1.23

Reporter

アジア・ヨーロッパ言語科 韓国語+英語専攻 2年 
埼玉県立南稜高校出身 
★「浦安ブライトンホテル」に就職内定

アンニョンハセヨ~!美奈です!
今週の金曜日は、三度目の文化体験授業を行いました!
 
最後となる今回は、涯月邑にある「セビョルオルム」と「ペインターズHERO」へ遊びに行きました。
13週目となる今回は、文化体験授業の様子についてご紹介したいと思います(^^)
 
まず初めに「セビョルオルム」へ行きました。
 
先日vol.10にて少しだけご説明しましたが「オルム」とは、
済州島のみで見ることができる、小高い丘のような寄生火山。
済州島には、368個のオルムがそびえ立っています。

セビョルオルムは漢字で「暁星岳」と書きますが、夕空へ暁の星のように寂しくそびえ立って見える姿から
「セビョルオルム」という名前が付けられたそうです。
 
オルムの西側はカゴの形に大きく広がっていて、北側には窪みがありました。
セビョルオルムからは、5つの峰を一望する事ができ、全体は草地になっていました。
 
また、旧暦の正月の満月が昇る「テボルム」の日には、
約20万坪のセビョルオルムに火を放って焼く野火祭りが行われます。

テボルムとは「一番大きな満月の日」と言う意味で、昔から1年の中で最も明るく、
大きな月が空に浮かぶ日であると考えられています。
済州野火祭りは、済州島を代表するお祭りの1つで、1年の平安を祈る済州道民の独特の伝統と、
昔の牧畜文化が基本となった文化観光のお祭りです。
 
1997年に初めて開催された済州野火祭りは、国内外に広く知られるようになり、
韓国のお祭り専門雑誌では「行く価値のあるお祭り」第1位に選ばれたことがあるそう(^^)
 
セビョルオルムへ訪れた際は、和合と平和の神聖な火花を散らせる済州野焼き祭りで、
一年の厄を落として、大きな福を持帰してみてはいかがでしょうか?
 
次に、「ペインターズHERO」を鑑賞しました。
ペインターズHEROは、75分間の間に、それぞれ異なる10種類の美術技法と特殊効果を使用して、
まるでイリュージョンのように、舞台の上でさまざまな作品ができ上がる公演でした。

芸術性が高いだけではなく、ダンス、音楽、映像が一体となった老若男女が楽しめる公演で、男性俳優の面白さ溢れる演技が魅力的でした!セリフがない非言語劇なので、韓国語が分からない外国の方にも人気です(^^)
 
公演中の撮影は禁止されていますが、公演終了後の舞台上では写真撮影の時間が設けられていました。男性俳優の方々が面白いポーズをしてくださるので、友達や観客の方々は身を乗り出して写真撮影タイム(^^)
 
一つ一つの作品が完成していく過程の中で、予想を覆す驚くべき発見と、感動を体験することができました。

2014年から3年連続で、観客動員数1位を記録し、韓国では初めてとなる「年間海外観客数100万人」を突破した公演です。ペインターズHEROは、済州専用劇場だけではなく、鍾路専用劇場と貞洞キル専用劇場でも公演を行っているそう(^^)
 
韓国を訪れた際に、皆さんもぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
 
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は、涯月邑にある「禅雲精舎」について、皆さんにご紹介したいと思います(^^)