Q エアライン業界に憧れるようになったきっかけは何ですか?
A 英語が好きで、プライベートの英会話教室に通っていたのですが、高1の時に大好きだったテキサス出身の先生が帰国することになり、友達と2人でアメリカに遊びに行きました。英語を使って色々な人たちと話せる面白さに気付いた反面、思うようにコミュニケーションが取れなくて「もっと勉強したい」と思いました。‘英語を使える仕事’と漠然としか考えていなかったのですが、進路を考え始める時期になって母が突然『スチュワーデスになりたい』という本をくれて。何の気なしに読んでいるうちに、‘海外に行けるんだ。いいかも!’とその気になりました。笑)
Q どうしてキャビンアテンダント・エアライン科を選んだのですか?
A 自分の性格からして、4年間何かの研究をするということは考えられなかったので、最初から大学に行く気はありませんでした。短い期間で学びたいことをじっくり学べる環境ということで、専門学校と短大を幾つか回りました。他校では、担当者が就職実績をすぐに答えられなかったり、担当の先生に会えなかったりして、不信感を抱いたのですが、JCFLは先生が質問にハッキリと答えて下さって、先輩も感じが良かったので決めました。短大と迷っていると相談したのですが、服部先生に「あなた、もう短大の時代ではないわよ」と言われて、「あ、そうなんだ」と妙に納得してやめてしまいました。笑)
Q キャビンアテンダント・エアライン科で得たもの・学んだことで、就職活動に役立ったことは何ですか?
A 企業の方とのやり取りの時に、ビジネスマナーをやっておいて良かったと思いました。パソコンやお手紙での連絡、電話の応対など。ビジネスマナーの教科書を毎回見返していました。もちろん、入社してからも使うつもりです!『CA対策』という選抜試験をパスして受けられる授業があるのですが、就職活動で辛い時は特に同じ方向を向いて頑張っている友達と同じ授業を受けられるのは力になりました。
Q キャビンアテンダント・エアライン科の先生方との思い出に残る出来事を教えて下さい
A 高校時代は自由奔放に遊んで先生を困らせているタイプだったんですよ。キャビンアテンダント・エアライン科に入ってから180度生活が変わったのですが、特技がある訳ではないし、周りの子と自分を比べて焦ってしまって。そんな時に小森先生に話を聞いて頂いたり、アドバイスを頂いて、自分を落ち着いて分析できるようになりました。就職活動で落ち続けていた時も、エントリーシートを一緒に見直して下さったり、髪形などのアドバイスを下さったりしました。先生に言われて髪型を変えた途端、スカイマークエアラインズに通ったんですよ!
Q どんなグランドスタッフになりたいですか?
A スカイマークエアラインズは規模は小さいですが、小さいからこその存在感があり、私たちスタッフ1人ひとりの力が重要になってくると思います。親しみやすさをキーワードに、お客様にとって身近な存在のグランドスタッフになりたいです。そして、ここでしか味わえないサービス、運賃を超えたサービスを提供していきたいです。今ホームヘルパーや手話の勉強をしているのですが、‘当たり前’という認識を取り除いてサービスをすることが大切だと思っています。いつもお客様のために地上で走り回っている女性になりたいです。
Q エアライン科に興味のある人へ
A 遠方に住んでいて、上京に不安がある方もいると思います。私も鳥取出身で、東京には来たくなかったのですが、実際こちらで寮生活を始めて環境をガラッと変えてみたら、自分の嫌だったある部分は変わって、ある部分は違う見方をできるようになりました。思い切って飛び込んでみたら、いい方向に変わることもあると思います。入学前の皆さんは、足を運んで学校の雰囲気を知ること、そして自分の状況や将来の夢を素直にJCFLの先生や在校生に話してみることから始めて下さい。必ず親身になって相談に乗って下さるので、まずは頼っていいと思います。