Q 高校卒業後、JCFLのキャビンアテンダント・エアライン科を選んだ理由を教えて下さい
A 父の仕事の都合でシンガポールに住んでいたので飛行機で行き来することが多く、国際線のキャビンアテンダントに憧れていました。高校の友達は大学進学する子がほとんどだったのですが、私は大学に4年間行っても、結局高校と同じく適当に過ごしてしまうんじゃないかという気がして、専門で2年間集中した方が自分のためになるかな、と思ったんです。インターネットで調べてみると日本外国語の就職率が100%近くあったので、オープンキャンパスに参加してみました。私は背が低いことを気にしていたのですが、エアライン科の小森先生とお話をしているうちに前向きな気分になってきて、ここで頑張ってみようと思いました。
Q キャビンアテンダント・エアライン科の生活はどうでしたか?
A 最初は指導の厳しさにショックを受けていました!高校までの学校とは先生と学生の距離が全然違っていて、先生は私たちを‘リトル社会人’として見ているんだな、と感じました。途中で弱気になってついて行けなくなりそうなときもありましたが、クラスメートが支えてくれたおかげで頑張ることができたと思います。毎日スーツを着て登校するという習慣で、意識も少しずつ変わっていきました。今思えば、エアライン科の生活がなければこの内定は無かったな、と思いますね。
Q 内定先を志望した理由を教えて下さい
A 小学校4年の時からヒップホップダンスを続けていて、トミーヒルフィガーは愛用していたブランドだったので、その募集があると知って企業説明会に出てみました。企業理念には共感できましたし、採用面接も楽しんで受けることができたので、自分に合っているのかもしれないという思いが強くなりましたね。
Q キャビンアテンダント・エアライン科で得たもの・学んだことで、内定獲得に役立ったことは何ですか?
A 大きかったのはビジネスマナーを学んだことです。歩き方・座り方・姿勢・身だしなみは目に見えて変わりました。敬語も教えて頂きましたが、普段の生活の中で身についた部分が大きいと思います。中学・高校の頃は先生とは友達のような関係でしたが、エアライン科では先生との距離は一定に保たれているので、敬語を使う機会が多いんですよ。グループ面接で他の方が間違った敬語の使い方をしているのを聞くと、「アレ、違うな・・」と自然と気付くようになりました。
Q どんなアパレルスタッフになりたいですか?今後の目標は何ですか?
A まずは販売の仕事からスタートするので、お客様に満足してもらえるように、お客様が何を求めているのか察知し、それに合ったものをパっと提案していけるようなスタッフになりたいです。総合職は、販売職の後に店長や本社勤務という道があるそうなので、いつか企画や人事の仕事にも挑戦できたらいいなと考えています。
Q エアライン科に興味のある人へ
A エアライン科は厳しいので、入ったばかりの頃は高校までの学生生活との差をすごく感じると思います。後悔することもあるかと思いますが、就職活動が始まる頃には「やっぱり入ってよかった」と絶対に思えるはず。課題をプレッシャーに感じるのではなく、今できることを一所懸命やれば必ずプラスに働いてくると思います。エアライン科は、エアライン業界へ進む人はもちろん多いけれど、それ以外の業界を選んでいく人も沢山います。それだけ可能性がある学科だと思うので、本当に自分の好きな業界を見つけて進んでいってほしいなと思います。