A お客様のニーズに合わせて時間帯別に扱う商品や数量が決められ、積み込まれるワゴンに備品をセットして販売を開始します。販売を行なっていく中で、その日の天候やサービスをする時間帯によってどんな商品をどのようにフェイシンズ(陳列)していくかを考えていきます。
ワゴンにはお茶やコーヒーなどの飲み物類、そして時間帯によってはビールを1ケース積むこともあるので、かなりの重さになります。
ワゴンサービス中は、お客様お1人お1人とのアイコンタクトと笑顔を大切にしています。そして、お客様が声をかけやすいスピードを心がけています。窓側のお客様は‘声をかけにくい’と感じられることが多いようなので、特に気にかけるようにしていますね。
Q 新幹線パーサーをやっていて良かったと思うのはどんな時ですか?
A お客様から感謝の言葉を頂いた時です。例えば、お客様が「欲しい」と思ったお弁当がたまたまワゴンに無い時、他の車両でサービスをしているパーサーと連絡を取り合い、在庫を確認してお客様の元へ届けるのですが、こんな時にお客様が本当に嬉しそうだったり、「ありがとうね」と言って下さると、やっていて良かったなと思います。
また、お客様の中にはパーサーの仕事に興味を持って話かけて下さる方や、「頑張ってね」と一声かけて下さる方もいて、励みになります。沢山のお客様と出会えることも、この仕事の魅力だと思います。
Q 新幹線パーサーになるために、JCFL在学中に赤田さんが力を入れたことは何ですか?
A 英語の勉強です。(TOEIC担任の佐原先生によると、赤田さんは1番上のクラスに在籍し、よく頑張る学生だったそうです。)新幹線には、外国のお客様も多いと思っていましたので。実際、東京〜新大阪間の新幹線には京都へ向かう外国のお客様は沢山おられ、英語を使う機会が多々あります。みなさんも、今の内から英語は頑張って勉強しておくと役に立ちますよ。