更新日07.9.26
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■海外で活躍するバイヤーから米国公認会計士へ転身!


米国公認会計士の資格を取得、日系監査法人勤務
国際関係学科卒業
神奈川県立秦野曽谷高校出身

アパレルの専門商社で日本とヨーロッパを行き来しながらビジネスの経験を積み、世界で最も広く認知された資格の1つである米国公認会計士の資格を取得、現在は日系監査法人で働く卒業生が来校しました。起業家を目指しキャリアアップ中の中田さんに、現在の仕事や将来の夢についてインタビューしました。

Q 国際関係学科を卒業してから現在に至るまでのキャリアを教えて下さい 

 婦人靴を扱う専門商社で10年間、営業とバイヤーの仕事をしていました。買い付け先は主にイタリアです。年に2回、世界中からメーカーとバイヤーが集まる春夏・秋冬コレクションがあるのですが、その時期に合わせて現地へ行き、展示会の前後にメーカーを周ったり、同時期に開催されるドイツのシューショーを覗きにいったり。買い付けだけでなく、フィレンツェのメーカーと共同で日本の百貨店のオリジナルシューズの開発にも携わりました。将来的に会社をおこしたいという夢があったので、経営者としての資質を磨くために次のステップとして公認会計士の資格を取ることにしました。

Q 米国公認会計士ってどんな資格? 

 試験問題は全て英語。経済学から株、会計など幅広い知識が問われます。この資格を取ると、監査法人や外資系企業の経理で働く人が多いですね。グローバルな資格だし、英語の勉強にもなるので自分にはうってつけの資格でした。会計の仕組みは全世界ほぼ共通なので、英語ができて会計の知識があればどこでも働けると思いますよ。

Q 現在はどんな仕事をしているんですか? 

 監査法人で監査の仕事をしています。『監査法人』といっても、何をやっているところか分かりにくいと思うのですが、簡単に言うと上場企業の公開している決算書をチェックして、その企業の経営状況を判断する仕事です。医者が人間の体の仕組みを知らなければ病を治せないのと一緒で、この仕事も会社の仕組みを理解して、はじめて不正や誤りを発見することができる。そこがおもしろいですね。

Q 国際関係学科で学んで、何が良かった?

 もちろん英語ですね。新卒でバイヤーになれたのも、この学校で英語が話せるようになっていたからだと思います。でも、英語の力以上に、この学校で出会えた仲間が今でも貴重な財産です。視野が海外に向いていたり、上昇志向だったりして、目線が同じで尊敬できました。そんな仲間とイベントを企画運営したり、短期留学に参加したり、貧乏旅行をしたり、学生のうちしかできない事を沢山経験できました。卒業して10年たっても、気さくに話ができる先生方と出会えたことも、すごいことだと思っています。

Q 将来の夢は?

A JCFLに入学する時の目標が、‘10年後には世界を股にかけるビジネスマンになる’ことだったんです。商社に就職してその夢がある程度形になったので、今の会社で実務経験を積んで、将来は営業のスキルや会計の知識を活かして会社をおこしてみたいと思っています。

Q 海外での仕事に憧れている人へ

 自分のやりたいものがあれば、必死で勉強したらいいし、まだみつかってない人は、とりあえず英語をマスターしておけば、世界が広がります。英語はとにかく一生懸命頑張って下さい。そして、学生時代にしかできないことがいっぱいあるので、色々なことに思いっきり挑戦してほしいなと思います。自分の場合、学生時代の体験が糧になっていることが沢山あります。

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