Q 旅行業界に憧れるようになったきっかけを教えて下さい
A あまり考えていなかったんですけど、高校で3者面談があって「将来、何になりたいの?」と聞かれた時に、ふとツアーコンダクターという仕事が浮かんだんです。その時は‘旅を作る人’というイメージでした。海外に興味があったので、‘自分も安く行けるのかな’という気持ちも実はありました。笑
Q 旅行スタッフになるために、当校の国際観光科を選んだ理由は何ですか?
A ツアーコンダクターになりたいと言ったら、高校の先生がこの学校を見つけてきてくれたんです。一応他の学校も見に行ったのですが、JCFLは先生や学生がしっかりしていたので、いいかなと思いました。それに色んな科があって、途中で方向が変わっても変更できるな、と思ったんです。その時は留学にも少し興味があったし。
Q 海外ホテル就職というからには英語は必須。どうやって英語を勉強しましたか?
A 高校では、英語はまあ好きでしたが全然勉強していなかったので、力はついてませんでした。色々な国の人と話したいという気持ちはありましたが。JCFLに入ってからは、ネイティブの英会話の授業に毎回出ていたので、簡単な会話はできるようにはなりました。出ていれば身になっていくのかな、と思います。一番伸びたのは、7週間のオーストラリア短期留学に参加した時です。ブラジル系の家にホームステイをしたのですが、最初の頃はよく通じないので、英語ができる友達に頼んで伝言してもらったりしていました。でも自分から話しにいかなくちゃいけない状況に置かれているうちに、後半の方は自分で説明をして分かってもらえるようになったり、お店で食事の注文もできるようになりました。今ではホームステイ先の家族とはメールでやり取りしてます。オーストラリアは、本当に色々な面で人が温かくて、知らない人同士でも違和感なく声をかけたり会話できるところが良かったです。また海外に行きたいというモチベーションにもなったかな。
Q ホテルオークラ アムステルダムで働きたいと思った理由を教えて下さい
A 学校で行われた企業&業界セミナーで初めてホテルオークラアムステルダムを知りました。紹介のDVDで、ホテルスタッフの方たちがのびのびと楽しそうに働いているように見えて惹かれました。海外で働けるというところも気になったので、その後日本のホテルオークラ東京に見学に行ったんです。ホテルマンがビシっとしていて立派で、自分もこんな風になりたいと思いました。
Q 観光科で得たもの・学んだことで、就職活動に役立ったことは何ですか?
A ビジネスマナーです。初歩的なところから、例えば履歴書の書き方とか文章の組み立て方とかから色々と教えてもらいました。この授業を受けていれば秘書検定とサービス検定も受かると思います。勉強したので、外食に行くとついつい接客ができているか確認をしてしまったりします。それから、就職指導室にある内定報告書が役立ちました。これまでの報告書を見てイメージが固まってから、エントリーシートや履歴書を書き始めました。担任の佐藤先生や既に内定の決まっている友達にチェックしてもらいました。文字のバランスや内容などダメ出しをもらいつつ何度も何度も。
Q どんなホテルスタッフになりたいですか?今後の目標は?
A おいしい物を提供するのはもちろんですが、小さい事にも気を遣えるようなホテルスタッフになりたいです。英語力はまだまだなので、これからも常に伸ばしていきたいと思います。ここでの任期が終わったら、3年間培った接客と英語力を生かして日本のホテルオークラ東京で働きたいです。現地では、休みの日に色々な所を旅行するのが楽しみです。まずはイタリアに行ってみたい。吉田先生が授業で「見るモノ全てに感動できる」とお話しされてたので。
Q 海外就職したい人、国際観光科に興味がある人へのメッセージ
A 観光科というと、旅行の勉強だけと思われがちだけど、JCFLの観光科は幅広い勉強ができるし、視野を広くして就職などを考えることができるので、将来がまだ漠然としている人にはお勧めだと思う。国家資格とかの資格も、観光科の授業にちゃんと出ていれば、授業外ではほとんど勉強しなくても受かりますよ。履歴書の資格欄が埋まるくらいは取ることができました。今英語ができなくて悩んでいる人もいるかもしれないけれど、英語ができない僕でもJCFLの海外研修プログラムでオーストラリアに行って頑張ったりしているうちに自信がついたので、とにかく経験することが大切だと思う。まずは挑戦してみて下さい!