オーストラリア留学現地レポート

REPORTER

城西大学付属城西高校出身 
オーストラリア留学コース2008年卒

マッコーリー大学 ホスピタリティ専攻(3年制)

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2010年6月

 

どうして留学?

Diplomaを取った時にママさんが保護者として一緒に食事会に参加してくれました

みなさん、こんにちは。今年から、オーストラリアのレポートを担当することになりました田中です。以前も少し、オーストラリアのことを紹介させていただきましたが、今回は定期的に1年間、私生活、勉強面、など、レポートを通してみなさんに伝えていきたいと思います。また、このレポートが少しでもみなさんの留学の参考になれば光栄です。
 
私の留学のきっかけは、高校2年の夏、シドニーの個人短期留学を終え、もともと理数系のコースで学んでいた私が、帰国後英語で違う国の人たちと会話することの楽しさを経験し、「もっと英語を話せるようになりたい、学びたい」と思うようになったのがきっかけでした。

アデレード最後の日。仲良しのSarahと私

もともと接客業が好きだった私は、ある時母に進路の相談をすると、「ホテルとかで働くのが向いてるんじゃない?」と言われて、いろいろな大学案内を見て研究したのですが、ホテル関係の勉強をするとなると専門学校が就職には強いようで、大学にも進みたかったので、すごく進路に迷っていました。
 
そんなある日、母がJCFLのパンフレットを見つけてきてくれて、二人で高校2年の9月ごろ見学に行った覚えがあります。最初は、とりあえず話を聞きに行くだけの結構軽い気持ちで足を運びましたが、実際オープンキャンパスに行くと、留学中の先輩や、留学に渡航する直前の先輩たちに出会え、話しを聞くうちに海外の大学も視野に入ってきました。

ママさんとお別れの日

その後も何度もJCに足を運び、母だけでなく、海外大学留学したいという自分の意思と海外大学進学とはどういうものなのかを、理解してもらうために父もJCFLの説明会に同行してもらいました。当初は父をはじめ学校の先生は大反対でした。そんな中、どうしたら認めてもらえるのだろうか、考えるようになり、母に何度も相談したりしました。
 
そんな中、自分の意思、将来の目的をはっきり考え、決めて何度も父に伝え、何度も話し合いを重ね、また時にはケンカもすることもありましたが、説得の結果、条件付きでJCFLで海外留学することを認めてもらうことができました。その条件は簡単なものではなく、JCFLが独自に行っている特待生試験にパスするということでした。JCFLでは試験のための対策セミナーを開いているので、それに参加。自分で勉強して、無事に特待生試験に合格することができました。

大学生活

新しいシェアメイトと私

今はInternational College of Management,Sydneyというマッコーリー大学のHospitality専門のキャンパスにいます。
 
ここではBachelor of Business Administration in Hospitality Managementを学んでいます。ここのキャンパスは、本来、将来経営者になりたい人が行くためのところであり、周りの学生の意識が物すごい高く、またビジネススーツを着て毎日月曜日~金曜日まで朝8時から講義があり、時には夜10時近くまで実践的な授業があります。

大学で先輩たちの卒業パーティーをお手伝い

またもともとオーストラリアの大学は2学期制ですが、私の大学は3学期制ということもあり、つい数週間前に、1学期が終わりました。この前の学期は実践の授業が1教科(Hospitality Operation1)、残りの教科(Facility management, Service management, Introduction to Hospitality) は理論だけでした。
 
もともと、UniSAでは理論だけを学んでいたので、実践の授業は今回が初めてでした。実践の授業は4種類あり、(Training Kitchen, Production Kitchen, CYC(Cafe), DGR(restaurant)それぞれ3週間ごとのサイクルになっています。レストランの授業では実際に一般のお客さまにサービスを行います。なので、たまにお客さまからチップをいただけることもあります。

ここシドニーではお酒を18歳以上の人でライセンス(Responsible Service of Alcohol)というものを持っていないとお客さんにアルコールを提供できないため最初のWeek4あたりでこのライセンスも取得しました。
 
キッチンはフランス語の名前の物を沢山覚えなくてはならないため、最初は苦労しました。一番興味があったのは、Cafeの授業です。実際にいろんなコーヒーの作り方や、コーヒーのマシーンについて学んだりしました。次のセメスターはHospitality Operations 2 , Rooms Division Operations, Academic Writing and Research Skills , Introduction to Human Resources, Operational Management and Cost Control を勉強します。

私生活

ホリデー中の私とAmity

私生活では、今回シドニーに引っ越してきて初めてシェアを始めました。もともとずっとホームステイをしていたので、初めは、どうやって暮らしたらいいのか、またシェアメイトとどうやって接したらいいのか、全くわかりませんでした。
 
でも今では2人の優しいオーストラリア人の女の子と住むのもだいぶなれ、今では遠慮なくお互い思ったことは言ったり、3人共同で使うバスルームやリビングなどは毎週土曜日にみんなで分担して掃除もします。

Amityからもらったもの

また今は休みということもあり、先週までアデレードに久しぶりに帰ってました。今回もアデレードの空港からホストのママさんとAmity(ホストの孫)が迎えに来てくださり、まず彼女が私に言ってくれたのは「おかえりなさい」,また帰る時は「また待ってるからねっ」。本当に今ではアデレードが本当の第2の故郷のようです。