カナダ留学現地レポートREPORTER
栃木県立宇都宮北高校出身 メディスン・ハット・カレッジ 2010年3月
オーロラを見ました!
ずっと見られない日が続いていたので心配でしたが、グレード5のうちグレード4まで見ることができました。グレード5はピンク色まで見えるのに対し、グレード4では活発な動きを捉えることができるそうです。わたしも知らなかったのですが、実はオーロラは、肉眼では写真のように綺麗にはっきりとは見えません。なので他の日本人観光客の中には少し残念がっている方もいましたが、自然の神秘の織り成す緑色のカーテンは幻想的でロマンチックでした。 今オリンピックで盛り上がっているバンクーバーですが、私はクリスマスシーズンに訪れたので、どの店も閉まっていて、あまり楽しむことができませんでした。ただ魚介類、特にロブスターがとっても美味しくて、2食続けて食べてしまいました(笑)。スタンリーパークなど、もっと観光名所を訪れれば良かったなと思います。 実習やプレゼンを通して学んでいます
メンタルヘルスでは様々な障害について勉強しています。先日のプレゼンテーションで、私たちのグループは統合失調症を選びました。JCFLの授業中に「ビューティフル・マインド」という映画を鑑賞して以来興味を持っていたからです。 この障害は幻覚症状があることで有名です。実際に統合失調症について詳しい方に話を聞きに行き、世界人口の1%、メディスンハットでは約600人がこの障害と闘っていることや、治療薬が一人ひとり異なり、一度その薬を使うのをやめてしまうと、また新しい薬を処方してもらわなければならないという事実を知って驚きました。
アセスメントとインターベンションの授業の一環で、Core Association(レポート8回目参照)のクライアントの1人とエコロジーマップ(クライアントの環境との関係性を図式化したもの)、家系図、インターネットを使っての様々な観点からのアセスメントなどに取り組んでいます。 クライアントは注意欠陥他動障害があり、作業に集中するのが困難です。また、まだ幼いので家族の助けが必要だったり、説明に時間がかかったりと大変ですが、毎回たくさんの発見があって面白いです。 メディスンハットでの就職が決まりました♪
2年間を振り返って、1番自分が変わったかなと思うのは、人を受け入れようとする姿勢が身に付いたところです。まだまだ私は人を見た目で判断したり、差別したりしますが、カナダ人も日本人も1人ひとりユニークで、その点においてみんな同じであることを肌で感じました。だからお父さんがいなくても、変わった癖があっても、シャイでも、勉強が苦手でもいいんです。自分が自分として生まれたことに誇りを持って、愛してあげて下さい。 |