プリンス・オブ・ソンクラー大学(PSU/タイ)
ホスピタリティ・ツーリズム学部
ツーリズムマネジメント専攻

神奈川県立大和南高校出身
イギリス・オーストラリア留学コース2019年卒

2020

8.12

【海外留学科卒業生・現地レポート】
タイの名門大学にて英語で観光学を専攻!

※記事の内容は2019年時点のものです

2年次編入できて経済的、かつ英語で学べるタイの名門大学。

初めまして。今回タイでの留学生活を紹介させていただく鈴木北斗です。 私はタイのプーケットにあるPrince Of Songkla University(PSU)というタイを代表する大学の1つで観光学を学んでいます。PSUには日本外国専門学校の海外留学科で取得した1年分の単位を移籍することができ*、タイで3年の留学期間を経て大学卒業資格、つまり学士号を得ることができます。大学生活が3年間のみである点や、日本に比べると物価が安く経済的な点からも選択しやすい留学先だと思います。そして、授業は全て英語で行われ、ほとんどの学生が英語を話せるので、言語についてもあまり心配することはありません。
 
*JCFL卒業時の英語力が不十分な場合は、各大学が指定する語学教育機関で、英語講座を受講する必要があります。また、留学する大学や学部によっては、単位移籍できる科目数が異なる場合があります。

「君は海外に出るべき人間だ」―
JCFLの先生の一言が留学を近いものにしてくれた。

普通に国内の大学に進学し卒業をして就職するといったお決まりの「普通」の流れに違和感を覚えており、中学生の頃からその「普通」が嫌いでした。実は私は、ずいぶん前から留学に興味があったのですが、それはとても遠いものなのだろう、みんなが目指せるような簡単なものではないのであろうと感じていたのです。だから、残念ですが私には「普通」の選択肢しかないのだと思っていました。
 
そんな中、大学を選んでいるときにJCFLの存在を知り、説明会に参加しました。説明会で留学のシステムなどのお話を聞いていく中で、初めて留学が近いもののように感じました。 その時、個人面談で対応をしてくださった先生が私に対し、「君は海外に出るべき人間だ」と言ってくれました。その言葉は確かに私の進むべき道を海外へと、「普通」の進路ではなく、私の将来を「特別」なものへと変えてくれた言葉であり、JCFLの留学科への入学を後押ししてくれた言葉でした! 

初めて勉強を「楽しい」と思えたJCFLでの1年間

JCFLでの1年はとても充実していました。勉強は楽しいものなのだと感じたのはこの時が初めてだったような気がします。伸びていく英語力を感じ、競ったり支えあったりする仲間がいて、確かにJCFLでの1年は忙しいものでしが、その反面手に入るものは通常1年かけても得られないくらい膨大なものでした。JCFLで得た友達とは留学後も連絡を取り励ましあったり、支えあったりしており、私の財産でもあります。海外留学という同じ目標をもって、同じように辛い思いをしながら歩んできた友達は刺激を与えてくれる大切な存在です。JCFLでの日々の生活のおかげで、英語が全然できなかった私でも、4月に入学してからIETLSのスコアを取得することができました!

とても実践的に学べるPSU。国際的でもあります。

私が思う現在在籍中のPSUの最も良いところは、実践的な経験を積めるということです。例えば、実際にバスに乗りながらガイドをしてみたり、空港で働くグランドスタッフのようにチェックインの流れを学んだり、自分たちでツアーを作り先生や生徒を招待したり、幅広く専門的かつ実践的な授業が中心です。また、それら授業での貴重な経験を生かす機会であるインターンシップが2回あります。
 
他にこの大学の授業のスタイルとして特徴的なのがグループワークの多さです。中間、期末以外の提出物、プレゼンなどはほとんどすべてがグループでの課題になります。このように、他の国の人と話し合いをすることがとても多いので、コミュニケーション能力はこちらで留学生活を送るのにあたり、必要不可欠なものだと感じています。そしてこの大学には短期、長期の留学生が多く在籍しています。学生の国籍も様々で、東南アジアや中国はもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、韓国などの学生と一緒に勉強しています。

空港などでのインターンシップも充実。さすが海外!

インターンシップ先を選ぶ時には、色々な先生が私の希望を元に意見をくれたり、おすすめのインターンシップ先を教えてくれたりしてくださったので、私の1回目のインターンシップはとても実りあるものとなりました。BAGS という航空会社のグランドスタッフとしてプーケット国際空港で3か月働かせていただき、こちらで得た経験や職場での先輩たちなどとの出会いは、日本に留まっていては決して手に入るものではないと思います。 そして、学校で得た知識を実践的に生かす場としても最適な機会であると思います。パイロット席に座らせてもらったり、パイロットと話したりと貴重な経験ばかりでした。

仕事終わりはみんなでご飯を食べに行ったりします!

授業以外もとても充実したキャンパスライフ!

PSUでは授業のほかにアクティビティーが多くあります。それらの多くは自由参加なのですが、どれもとても面白くて貴重なものばかりです。そして何より、友達を作りやすい!スポーツやダンス、タイのお祭りに関するアクティビティーなど内容は様々です!友人たちとの日常生活も合わせて写真でご紹介します。
  • ビーチなども近くにあるので、休みの日はみんなで行ったりします!

  • アクティビティーの写真です

  • タイの年に一度の水かけ祭り!一日中みんなからひたすら水をかけられます

  • 休日にはバドミントンをすることも!

  • 学校の学科対抗スポーツフェスティバルでのバスケットボール

  • 灯篭を流すロイクラトン祭り

  • バスで片道6時間かけて行った2泊3日の課外学習

留学を考えているみなさんへ

海外での大学生活は確かに初めてのことばかりで大変ですが、何もかもが新鮮で、ここで得ているものは特別で刺激的なものばかりであり、普通に日本で過ごしていては手に入らないものばかりです。また、そうして得たものは私をより成熟した人間へと成長させてくれるものだと考えています。人生でそう長くない学生生活、タイ留学という選択も考えてみてはいかがでしょうか!