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グランドスタッフになるための近道は?


 グランドスタッフに憧れています。専門に行くか短大に行くか四大に行くか迷っているのですが、アドバイスをお願いします。


 まず最初にどのような人がグランドスタッフになれるのかを考えてみましょう。様々な国の人々が行き交う空港で活躍するグランドスタッフに必要な英語力はTOEICで550点、英検で2級程度と言われています。しかしそれはあくまで採用の基準ですので、実際にはトラブルを解決したり、お客様の苦情を聞いて適切に処理したりするには、もう少し別の力が必要になってきます。参考書だけでいくらTOEICや英検を勉強しても、外国の人と実際に話したことがなければいざという時、会話になりません。

仮にTOEICなどを参考書で学び、英会話スクールに通ったとしても、週に1度や2度では同じことです。JCFLの場合、就職活動の要となる1年次はほぼ毎日ネイティブの先生との英会話の授業があります。最初は全く聞き取れない学生でも、レベル別に分かれたクラスで丁寧に、なおかつ楽しく授業が行われるので1ヶ月もすれば慣れてきます。またネイティブの先生の会話の授業と並行して、日本人の先生のTOEIC対策授業があるので、一番理想的な形で英語力を伸ばしていくことができます。

 

また様々な人が利用する空港で必要なのは英語力だけではありません。子どもから大人、ビジネスマンから大企業の重役まで様々なお客様に対応するために、きちんとした敬語とマナーを身につけていなければいけません。グランドスタッフは各航空会社の窓口、顔といっても過言ではありませんから、その人たちがきちんとしていなければ、その航空会社も信用を失ってしまいます。

そのため、グランドスタッフの採用試験では、言葉遣い、身だしなみ、マナーが重視されます。個性的なメイクや流行のメイクよりも多くのお客様に好感が持たれるメイク、髪型、ネイルなどが重要です。特に言葉遣いやマナーは、一晩で身につくものではありません。倍率の高い航空会社の採用試験といえば極限の緊張状態。普段使っていない敬語を使おうとしても、そう簡単にでてくるものではありません。

この点でも普段から厳しく敬語やマナー、身だしなみを指導されているJCFLのエアライン科生は有利です。アルバイトなどで敬語には慣れている!という自信のある学生でも、案外間違った敬語を覚えていているケースが多いです。

またどんなに敬語やマナーを身につけても、書類審査で落とされてしまっては、それを面接で披露するチャンスがありません。そこで重要なのが履歴書の書き方です。JCFLでは、担任の先生が一人ひとりの学生の特質を知った上で履歴書のチェックや面談練習を行います。多くの大学では企業情報こそ提供してくれるものの、就職活動は個人個人で行うもの。履歴書の書き方まで一人ひとりにきちんと指導してくれる所はあまりないので、その点は留意しておかなければいけません。

学歴だけでは航空会社が求める人材になれないということが、分かりましたでしょうか。ここでは一般的な大学やJCFLの例を用いて書きましたので、同じ専門学校や大学でも異なるシステムを持った所もあります。

もし迷っている大学や専門学校があれば、上記の点を頭に置いて、自分が航空会社に必要とされる人材に近付ける学校かどうか、そしてグランドスタッフ内定の実績がどの程度あるのか、自分の目で見て確かめてみてください。
JCFLでは、2008年度だけで106名の学生をグランドスタッフとして送り出しました。


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