■大韓航空のキャビンアテンダントとして世界を駆け回る卒業生!


大韓航空キャビンアテンダント
2004年 エアライン専科卒業
東京・玉川女子短期大学出身

エアライン専科を卒業後、エールフランス航空のグランドスタッフを経て、大韓航空のキャビンアテンダントとして活躍する先輩が来校してくれました。ヨーロッパ各都市やアメリカへのフライトを月何便もこなす遠藤さんに、キャビンアテンダントの仕事や将来の夢について聞きました。
(★遠藤さんの内定時のインタビューはこちら>>>

大韓航空キャビンアテンダントとして活躍する卒業生来校

Q キャビンアテンダントになりたいと思ったきっかけは?

A 中学3年の時に初めての海外旅行でロサンゼルスに行き、そのスケールの大きさや日本とは全く違う街のにおい、雰囲気に圧倒されてしまって、将来は日本と海外をつなげるような仕事をしたい!と思いました。日本と海外を行き来できる仕事イコールキャビンアテンダント、と当たり前のように結びついてしまって、ロサンゼルスを出発する時には、「次にここに来る時にはCAになって来よう!」と決心してましたね。(笑)偶然なのですが、大韓航空のキャビンアテンダントになって初めてのフライト先はロサンゼルスだったんですよ!

Q 現在の仕事について教えて

A 成田ベースで韓国へ行き、韓国で1泊した後にヨーロッパ各都市へ飛ぶコースと、成田・ロサンゼルス往復のフライトがメインです。ヨーロッパは、パリ、ロンドン、フランクフルトのいずれか飛ぶのですが、現地で1日フリーの日があるので、シャンゼリゼ通りで買い物をしたり、ルーブル美術館をのんびり見たり、テムズ川やライン川のクルーズを楽しんだりしています。

Q 韓国人スタッフとの仕事だけど、語学や文化の違いは大丈夫?

A そうですね、韓国語で「こんにちは」も満足に言えないような語学力からのスタートだったので、指示が聞き取れなくて大変でした。忙しくなってくると、みなさん英語ではなく母国語になってしまうので。でも、クルー14人中日本人CAは1人だけというような状況で乗務するうちに、英語よりも韓国語で話す方が楽になってきました。最近、疲れた時は甘いものではなく、キムチが食べたくなります。(笑)韓国人スタッフは気は強いですが、仕事にとても一生懸命で、クレーム処理の時でも‘できるだけのことをしよう!’という姿勢なので、自分にはとても合っています。それに皆さん、日本人スタッフにはとても親切なんですよ。

Q キャビンアテンダントをやっていて良かったと思う時は?

A 長時間通してサービスができるので、最初はムスッとしていたり窮屈そうにされていたお客様でも、降りる時には笑顔になって「ありがとう」と言って下さることですね。あとはお客様に話しかけてもらう時ですね。海外のお客様が鶴を折ってプレゼントして下さった時や、小学生くらいの男の子達がみんなで手紙を書いてくれた時が思い出に残っています。時差などの影響で体力的にキツイと思うこともありますが、飛行機に乗り込んでしまうと、いつの間にかそんなことは忘れてしまいますね。

Q 将来の夢、今後の目標は?

A 後輩が増えるに連れて新しい役割が増えてきて、忙しくて口よりも先に手を動かしたくなってしまう時や笑顔が作れない時があります。でもやっぱり、お客様と目はきちんと合わせて、新人だったころの気持ちを思い出して接していきたいなと思います。今はエコノミークラスのサービスですが、ビジネスクラスでも接客させてもらえるようになるのが目標です。

Q エアライン専科を考えている人へのメッセージ

A エアライン専科での1年間で、航空業界でやっていく基盤を作って頂けたと思いますし、女性として一番成長させて頂けたと思います。在学中には思うような結果が出ませんでしたが、グランドスタッフを経て最終的に夢を叶えることができました。エアライン専科での積み重ねがなかったら今ここにはいないなと思います。ここで身につけた事や先生とのつながりは、後で何かしらいい形になって戻ってくると思いますので、自分で決めた道に納得がいくまで頑張って下さい。

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