Q フランス語を勉強してみようと思ったきっかけは何ですか?
A 高校で第二外国語を選択できたので、おしゃれなイメージのあったフランス語を選んだのがきっかけです。勉強してみると英語やラテン語など色々な言語とつながっていて、似ている言葉を発見するのが面白かったんですよ。もう少し勉強してみようと思ったのですが、大学は先生対学生の人数が多いところが嫌だな〜と思ったので、専門学校を見学してみることにしました。フランスを自分の目で見てみたい、という思いがあったので、短期留学プログラムのあるJCFLに惹かれて見学に来ました。決め手はその時に対応してくれた方たちが話しやすくて、いい人そう!と感じたことですね。
Q アジア・ヨーロッパ言語科で勉強して良かったことを教えて下さい
A フランス人の先生1人に対して学生が10人前後、という状況で会話の練習ができたので良かったです。高校でも会話の授業はあったのですが、やはり人数が多いのでここまでやり取りをする機会はあまりありませんでしたし。それから、担任の豊島先生が文法の授業を受け持っていたのですが、フランス留学時代の話を時折して下さったので興味がどんどん湧いてきました。勉強のモチベーションにつながった気がします。
Q 1年次の終わりには待望のフランス短期留学プログラムに参加。印象に残っていることはどんな事ですか?
A 語学学校ではアジア系の学生、ヨーロッパの学生、それから初めて中東ヨルダンの人とも友達になりました。初めて会った外国の人たちとフランス語でコミュニケーションを取っているのは不思議な感覚でした。フランスに行ってみて印象的だったのは、みんな自分というものを持っているということ。それまで私は割りと周りに合わせなきゃ、という思いが強い方だったのですが、フランスで肩の力が抜けた人たちを見ていたら、‘自分は自分でいいのかな。こういう生き方の方が楽しいんじゃないかな’と思えたんです。この感覚があったので、就職活動においても「自分は自分」というスタンスで変に焦らずにいられましたね。
Q 内定先を志望するまでの就職活動の流れを教えて下さい
A 元々フランス語を仕事にするつもりはありませんでした。最初は接客志望でアパレル系を中心に採用試験を受けていたのですが、あまりうまくいかなくて。接客は向いてないのかな、と一息ついて周りを見回した時に、SEをしている父から仕事の話を聞き、地道だけどやりがいのある仕事だと知ったんです。実はコツコツやる仕事は好きだったので、この選択肢もアリかなと思いました。
Q アジア・ヨーロッパ言語科で学んこと・身についたことで、内定獲得に結びついたのはどんなことですか?
A 豊島先生には履歴書を何度もチェックして頂いたので、書類審査が通ったのは先生のお陰だなと思っています。また、ビジネスマナーの授業でお礼文の書き方などの細かい所まで教えて頂いていたことが役立ちました。1回目の面接官の方が2回目にお会いした時に声をかけて下さったりして、良い印象を残せたのかなと思います。直接的なことではありませんが、ネイティブの先生と毎日授業でコミュニケーションを取っていたことで、相手に何かを伝えようとする意思や度胸がついたので、面接試験にも緊張しつつも平常心で臨めました。
Q どんな職業人になりたいですか?今後の目標を教えて下さい
A 今はまだパソコンの専門知識は全然ありませんが、なるべく早く職場の役に立てるように集中して頑張りたいなと思います。社会人になると色々な人と出会う機会があるので、出会い1つ1つから何かしら吸収していけるようになりたいです。海外拠点がある会社なので、将来的には英語やフランス語の知識を生かして役立てたらいいなと思っています。
Q 英語以外の言語も勉強してみたいという人へ
A 第二外国語を勉強していると、色々な場面で話のきっかけになることが多いです。面接の時には、そこから話を膨らませることができました。アジア・ヨーロッパ言語科はすごく個性的な人が多いです。でも話しやすくて、お互い仲良くなるのに時間はあまりかからなかったですね。担任の豊島先生もすごく話しやすい先生です。1年の終わりに今まで自分が学んできた国で短期留学ができるのですが、これはおススメです。自分の思い描いていた国とのギャップはあると思うのですが、いい意味でその国がリアルになるし、視野が広がる経験ができると思います。