日本外国語専門学校
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アジア・ヨーロッパ言語科の先生

アジア・ヨーロッパ言語科担当豊島(てしま)秀宏先生

豊島秀宏先生  趣味:読書・落語鑑賞

先生はどんな人?

趣味は読書です。ノンフィクションから小説、詩まで何でも読みます。それから月に1・2度落語鑑賞にも行きますね。昔はよく映画も観ました。好きな映画は「OK牧場の決闘」です。小津安二郎や黒澤明なんかも好きです。学生たちにとって僕はかなり話しやすい存在だと思いますが、第一印象からというわけではありません。最初はあまり笑わないし(笑)、ちょっとshyなので自分からは話しかけられないので・・。「初めからオープン」といった性格じゃないから、人と付き合い始めるときにはとまどうこともあります。でも、それは最初のうちだけで慣れてきてしまえば、学生たちとはほとんど距離を置かずに接することができます。「先生、そこ間違っている!」とか「突っ込んでもらえる」存在でいようと思っています。学生たち皆で話すのも楽しいのですが、一対一でじっくり話すのも好きです。実は学生の内面を引き出す「武装解除」が得意なんですよ(笑)。まじめで困っている学生なんかが、よく話しに来たりしますけど、閉ざしていた鍵を開けて、皆が知らないキャラクターを引き出せたりすると本当に楽しいですね!

紆余曲折を経てフランスに留学

大学受験の現役の時は英文科を受けていましたが、浪人中にフランスの詩人ランボーの詩に出会い、進学した早稲田大学ではフランス文学を勉強しました。つまり、19歳でゼロからフランス語をスタートさせたわけです。大学在学中には語学研修で6週間、フランスのアビニヨンに行きました。
大学を卒業してから、先生になりたいと思って通信教育で2年かけて小学校の教員免許を取得。いざ採用試験を受けてみると、これがなかなか通らない。そこで、再びフランスに行ってみたいと思ったわけです。そこで約8週間フランスのイェールという街に行き、語学研修をしました。その時、しばらくフランス語を使っていなかったのにも関わらず、結構フランス語を話すことができて、外国で言葉を話すという楽しさや人に会うことの素晴らしさを再発見することができました。それで、「自分のこの能力をフルに使わなければ」と思い、すぐに長期の留学を決めたんです。それから、一旦帰国して再びフランスに戻り、今度はトゥールーズで語学研修を受けて、ポー大学で大学に入る資格を取得しました。目指した先はナント大学の大学院。ナント大学にはランボーの詩を研究している有名な教授がいたんです。しかし、その年だけその教授がいなかった!仕方が無いので、ナント大学では他の近現代文学を学びました。でも、それがきっかけで、他の文学にも触れられるようになりました。

フランスでの思い出

フランスでの印象的な思い出は、ポー大学にいた時にスウェーデン人とアメリカ人の女の子二人とシェアをしたこと。これは、メンバーがすごく良くて、一緒にご飯を食べたり、僕がギターを弾いて皆で歌ったりして、すごく楽しかったですね。普通はシェアと言っても、別々にご飯を食べたり、ただ一緒に住んでいるだけということも多いんですが、このメンバーは違いましたね。今でも連絡を取ったりしています。それから、ナント大学にいた時は、教会の学生のたまり場みたいな所があって、友達がたくさんできました。皆カトリック教徒でしたが、とてもいい人たちばかりで、その信仰の度合いも人それぞれに違って色々と勉強になりました。フランスの魅力は好き勝手できるところですね。個性を重視していて、とても寛容なので、いろいろな考え方が認められる。普通でない行動や意見も受け入れられていますよ。はっきりものが言えるのが、心地よかったですね。


アジア・ヨーロッパ言語科の学生の印象を聞かせてください

元気のある子が多い。そして、素直な子が多いと思います。


担当学科のアピールをお願いします

アジア・ヨーロッパ言語科は英語も第二外国語もできる画期的なコース。同時に就職指導も行っていきます。卒業後は就職だけでなく、大学編入や留学も可能です。在学中に1ヶ月程度の短期留学もできます。英語ではない語学を勉強するメリットは、英語を客観的に見ることができるようなること。今は外国語=英語と思っている人も多いと思いますが、英語は多くの意味で「アメリカ語」。他の言語を学ぶことでアメリカ以外の国の情報も見えてきます。英語があまり得意でない人は、韓国語や中国語など日本語に近い言語に挑戦するのもお勧め。他の言語に比べて上達の進度も早いですよ。

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