国立埼玉大学の3年次編入試験に今年も2名の学生が合格しました！大学編入とは、専門学校を卒業した後大学の３年次に編入できるシステムです。大学編入試験は、一般的に英語と面接が重視されるため、毎年当校は高い合格実績を出しています。今年も既に宇都宮大学、駒澤大学、神奈川大学、共立女子大学と続々合格者が出ています。

今回は、埼玉大学教養学部の３年次編入試験に合格した和田さんにインタビューしました。




国立埼玉大学 教養学部 ヨーロッパ文化・アメリカ研究専修アメリカ研究専攻 ３年次編入合格
英語本科･大学編入専攻 ２年
ニュージーランド Rotorua Lakes 高校出身

Ｑ　合格おめでとう！感想を一言

Ａ　二次の面接試験は厳しく突っ込まれると聞いていたのですが、予想していたよりも和やかだったので、思わずもうダメなのかなと不安になりました。二次試験と同じ日に合格発表があったのですが、貼り出された番号を見ても自分とは思えませんでしたね。合格通知も当日頂けたのですが、その時初めて「受かったんだ」と安心できました。早速新潟にいる家族に合格を知らせると、祖母が泣いて喜んでくれたり、いつもはクールな父が我を忘れたように祝ってくれたり、とみんなで大喜びしてくれました。

Ｑ　大学編入を決意した経緯を教えてください

Ａ　日本の高校が合わなくて、高校2年生の途中からニュージーランド(NZ)の高校に行ったんです。NZの生活は楽しかったのですが、進路について何も決まっていなかったので一旦日本へ帰ってじっくり考えることにしました。大学へ進むことにしたのですが、浪人はしたくないし、かといって日本の高校2・3年生の勉強はやっていないし…、と行き場を無くしていた時に、たまたま「大学編入」というシステムを見つけました。（詳しくは在校生ｲﾝﾀﾋﾞｭｰへ）

Ｑ　英語本科 大学編入専攻の授業や対策で合格に結びついたものは何ですか？

Ａ　筆記対策では、本間先生の『総合英語演習』の授業と、内宮先生の『リーディング』の授業で特に力がついたと思います。どちらの授業でも色々な大学の過去問を使うのですが、本間先生の授業では特に記述や日本語訳を添削して頂き、内宮先生の授業では単語と文法に特化して頂きました。英語だけでなく、高く評価される記述方法、答案用紙の作り方のコツなども教えて頂けたので、ためになりました。

面接対策では、石橋先生にはとてもお世話になりました。私は興味範囲が広すぎてなかなか研究課題が絞れず、面接練習も進まなかったのですが、先生にアドバイスを頂いてテーマを決めることができました。これまで大学編入に携わってきた先生の知識をお借りしなければ迷っていたと思います。石橋先生の面接練習は、質問が鋭くて厳しかったのですが、「ここは掘り下げてこられると思うよ」等アドバイスを頂けたので、ポイントを押さえて準備ができました。

Ｑ　埼玉大学で研究したいこと、将来の夢

Ａ　色々な国の文化に興味があったのですが、中でもアメリカが、ファッションにしても生活スタイルにしても、世界の様々な国の日常生活に浸透し、影響を及ぼしている所に面白さを感じたんです。アメリカの思想や価値観と文化の広まり方の関係性を知りたいと思っています。将来は、英語や国際交流の知識を役立てられる仕事、今のところは空港の仕事に携わりたいと考えています。

Ｑ　予備校との違い★大学編入の魅力について

Ａ　私は日本外国語に来るまで、専門学校から大学編入ができるということを知りませんでしたが、専門学校で２年間好きなことが勉強でき、その後大学で興味のあるテーマを２年間研究できるのはお得だと思います。予備校に行った友人たちは、受験という雰囲気の中でぎゅうぎゅうに勉強を詰め込まれている感じで精神的にキツイ、と言っていましたが、私はこの学校では受験勉強をしているという感じは全くありませんでした。国際交流やビジネスマナーなど気分転換になる授業が沢山あって。また、予備校だと受験は個人戦！という雰囲気がありますが、私はこの学校で友人たちと苦しい時、楽しい時を一緒に過ごし、深い付き合いができたことが本当に良かったと思っています。