創業130年以上を誇る老舗の富士屋ホテルに、国際ホテル科の先輩が内定しました！箱根を代表するホテルとしても有名で、外国人観光客や要人の利用も多い富士屋ホテルに魅力を感じて内定を決めた笹さんに話を聞きました。




富士屋ホテル 内定
国際ホテル科 2年
神奈川県立岩戸高校出身

Ｑ 内定を獲得した感想は？　 　

Ａ　びっくりしました。最終面接を受けた次の日にはご連絡を頂けたんです。諦め半分だっただけに、喜びも大きかったですね

Ｑ　どうしてホテル業界を目指したんですか？

Ａ　ホテルスタッフは色々な人と関われて、格好良い職業だな、と思ったからです。人と関わることが好きなので、高校生の時には、ファミリーレストランでアルバイトをしていました。自分のことよりも人のために何かをする、ということが好きなんです。それで、接客の仕事をしたいと考え、ホテルや観光の仕事を目指し始めました。

Ｑ　高校卒業後の進路を日本外国語に決めた理由は？

Ａ　初めは、大学の観光科への進学を考えていました。でも、資料を見たり、見学に行ってみると、やりたいことと少し違うような気がしたんです。大学では座学が多く受身になりがちな感じがしました。マナーを身につけたいという思いもあったので、高校3年生の1学期頃から色々な専門学校を見学し始めたんです。

最終的には地元の専門学校と日本外国語で迷いました。先生方の様子や、学校の雰囲気、在校生の方々などをみて、日本外国語に入学を決意。お会いした先生は、森野先生と佐藤先生。高校の先生以上に親身になって相談に乗ってくださいました。｢流れるプールだと思ってついてきて下さい｣と仰って頂いて、ここなら大丈夫だ、と感じることができたんです。

Ｑ　日本外国語に入学してみて、どうでしたか？

Ａ　思っていた通りの学校です。高校の時と違って、社会人になるための訓練ができるので、幸せだな、と思いましたね。実際に、就職活動でいろんな学校の方を見かけましたが、先生からきっちりマナーを教えて頂いているので、明らかに差があると感じることもありました。自信が持てましたよ。

日本外国語の仲間たちは、メリハリのあるタイプが多く、遊ぶ時はしっかり遊び、真剣になる時には、とても真剣に取り組みます。刺激しあって、お互いを高めあえる関係を築けました。ホテルへの情熱が熱く、モチベーションが高い仲間です。 先生方にも色々とアドバイスや励ましを頂いて、内定も得られたのだと思います。

Ｑ　インターンシップに行ったそうですが、どんな事をしたんですか？

Ａ　夏と秋のインターンシップに参加しました。夏は、客室係を担当したのですが、直接お客様と関わるような機会が少ないと思って悩んだこともありましたよ。でも、先輩方がイキイキと働いている姿を見て自分の気持ちの問題なんだということに気付いたんです。最後には、客室の命はベッドだ！と思い、モチベーションをあげて勤務できました。

秋は、英語力を高めるインターンシップに行くか、ホテルに行くか迷いました。でも、ホテル業界に就職したいと思っていたので、適性を確かめようと考え3ヶ月のインターンシップにチャレンジ。とても楽しかったですよ。お客様からお礼のお手紙を頂いたり、ちょっとしたことでありがとうといわれたり。全ての努力や苦労が報われるなぁ、と感じました。

Ｑ　ホテル業界を目指す高校生への一言

Ａ　努力は決して無駄にはならないので、目標は高く持ったほうが良いと思います。立ち止まることがあっても、諦めないでください。 夢を叶えるためには、周囲のサポートも大切です。両親や友人、仲間、そしていつでも相談に乗って下さる先生方。日本外国語では、夢を目指せる環境が整っているので、頑張ることができます。様々なアドバイスを頂いているうちに、いろんな人の意見を受け入れられるようになって、成長できます。

きっと今、私が高校の先生にお会いしたら驚かれると思いますよ。言葉遣い、立居振舞い、全て日本外国語で学びました。まさか、私が名門ホテルに就職できるなんて思ってもいなかったんです。こんな私でも夢を叶えられたのだから、皆さんもきっと大丈夫です！